1月はほぼ常連のメンエス店に行けなかったので、今になって新年の挨拶回りに。
とりあえずいつものセラピストがいるお店2軒に行ったが、題名の通りの警戒モードが発令されていた。
1件目。
いつも通りマットにうつ伏せで施術を受けていると、新しくお店に面接に来た女の子の話をし始めた。部屋の向こうで聞かれていたらヤバいんじゃないかと不安になり、小声で会話を続けた。
セラピ
「最近、3人女の子増えたんだけどね、前のお店とか結構ひどかったみたい」
「お客さんの中に、乱暴しようとしてくる客が結構いるんですよ、私はそういう人に出会ったことないですけどね」
「この前の俳優さんの事件、知ってます?」
・・・このセラピ、何回も通ってるけど、嘘を言っていることが多々ある。多分風俗店と現在進行形で掛け持ち中であると思っていて、やたらと風俗店での様子や世の中のメンエス店の様子を語ってくる。
セラピ
「女の子達も、前の店で店長にヌキとかやるように言われていて、それが嫌でこっちの店に来たんですよ-」
・・・ホンマかいな?
・・・信じられないような話。嘘じゃないだろうか、色々と。
客の立場として、これは判断できないが、そんなわけないだろうと思っている。お店から指示していたらアウトだろうし、そんな店が多いなんてなぜ言い切れる?全部の店を調べたのか?
ちょっと、不信感を抱くようになった。嘘を大きく言っている気がして、不快だった。
結局、なぜそんな話をしたのか、最後にわかった。今までは、鼠径部マッサージと称して股の間も少し触ってくれたのだが、それは一切なしになった。
お店全体としてそういう自粛警戒モードにしたとは思えない。なぜなら他のセラピは元々鼠径部あたりはやっていないから。このセラピが単純に
「給料に見合わない労働はしたくない」
と思っただけだろう。
「質を落とし、時短もして、同じ給料をもらいたい」
とね。
そのために新井浩文事件を持ち出したようだ。その魂胆がセコイ。
ということで、このセラピは二度と指名しない。
勘違いしないでもらいたいのは、癒しとマッサージに誠意があればエロさはなくても構わないということ。このセラピは「給料に見合わない労働はしたくない」という魂胆がありありと見えてきたからダメなのだ。「時短」が元々あったのだ。
2件目
これもお店に通った時のこと。
マット上で施術してもらっている時のこと。
セラピ
「今、東京でも大阪でも、メンエス店って壊滅状態なんですよ」
「オリンピック、万博があって、それに向けてお店が取り締まりを受けて閉店続き。多分お客さんも東京や大阪に行ったら、メンエス店ほとんどないと思いますよ」
・・・はあ?ホンマかいな?
・・・東京は知らんけど、大阪はいっぱいあると思うけど。
何だか急に変な会話になってきた。
セラピ
「お客さんの中には、メンエス店だと襲いかかってくる人、結構いるんですよ。新井浩文の事件、知ってますか?」
・・・結構いるんですよ、って、本当かよ?
セラピ
「押さえつけられて、服脱がされたり、本番してこようとしてくる客とか、実際よく聞くんです」
・・・「よく聞く」って、どれだけ調べたんだよ、と言いたい。
結局、こういうお話しを切り出してきて、同じように鼠径部中心のマッサージは一切しなくなった。
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新井浩文のことがあったのは事実で、それを口実に内容を落としてきたのは感じられる。
賛否両論あると思うが、自粛警戒モードでそんな風にしても構わないと思う。一方で、今までと同じように際どい部分までツッコんでくるセラピストだって今まで通りいる。そこはもう、お互い自己責任だろう。
客が離れるかどうか、そこらあたりも含めて。
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セラピが言う「襲いかかってくる客が結構いる」みたいな話、これは客の立場では正直わからない。本当なんだろうか。ヌキをお願いするくらいならわかるが、レイプしようとするような客なんて、そんなたくさんいるのか?犯罪だろうに。反社会的勢力が後ろに待機しているとか、100万円の罰金とか、風俗店ならあるけど、メンエス店はそうした脅威を感じないって事か。それ以前の「良識」の問題か。やりたければ風俗行けよって言いたくなる(笑)。