大阪(心斎橋)に一泊で泊まった時、いつものお店に出張マッサージをお願いした。

 毎回指名していたセラピが退店していたので、お店に

「一番年上の人でお願い」

と言って来てもらった。

 

 来たのは・・・茶髪金髪のヤンキー風。しかも推定40代。あ、これは失礼かもしれないから推定30代後半にしておく。

 

 服装などは、割と質素で落ち着いているのだが。

 

※ イメージ図

 

 初めての場合は120分か、90分か、どちらかにするのだが、見た目好みでなかったから90分に短縮。

 

 神パンなしでうつ伏せになると、タオルの上から指圧。 しかしこれが、技術があるとは思えない。お尻や太ももの上を重点的に指圧してもらったが、足の付け根あたりを攻撃してくる。

 

・・・こりゃマッサージできずエロいパターンかも・・・

 

 何となく想像がつく。マッサージ技術もなく、美貌も持ち合わせていない、となればエロさで客の心をつかむしかないのだ。

 もしくは、俺がクソ客で手を抜いているだけか。

 

 オイルマッサージ。お尻丸出しで、太ももから足の付け根をずっとマッサージ。指先がお尻の穴やタマタマの方へ伸びてくる。

 

 仰向けになると、セラピが部屋の電気を暗くして、ホットタオルを俺の目の上に置く。

 何も見えない。何か用意しているのか、セラピがベッドから離れてゴソゴソしている。

 

 仰向けでオイルマッサージ開始。足先から胸のあたりまで、一直線にずっとマッサージ。途中で必ず股の間を通過する。触れるかどうか、くらいに。

 

セラピ
「残り15分、どこやりますか?」

 あれ、もうそんな時間か。
 ヤンキー風だし、会話も弾まないし・・・。時短か?それとも90分って、案外そんなものか?
 
「お任せするよ。太もも」
 
と言って、このまま終わっても構わないつもりでいた。
 
 ホットタオルが外された。
 
セラピ
「こっちもマッサージしましょう。男は、溜めてるとダメよ」 
 タオルを外し、股の間を両手で触ってきてオイルをタップリ塗り始めた。
 
・・・ああ、やっぱ、このパターンか・・・
 
 気持ちが乗らないのに、下半身だけはビックリするほど硬くなってしまった。セラピの手技が上手い。
 
 しかし、やはり気持ちが乗らないので、無反応のままでいるとセラピが顔をのぞき込んできた。
 
セラピ
「出ないね」
 
「最近、なんか反応が鈍くて、ダメみたい。今日は辞めとくよ。また今度、時間長く取ってお願い」
 
 全くそんなつもりはなかったが、最後に足裏マッサージをお願いして終了してもらった。
 
 次なんか絶対に頼まない。
 見た目がケバすぎると、さすがにきつい。しかも会話が弾まないし、マッサージもできない。リピする要素は一切なし。