今回のＳＵＧＯは何やらレース観戦以外では
牛タンばっかり、のイメージがありますが
レース観戦と牛タン以外に目的がありました。
土曜日の観戦後、陽があるうちに
震災後のその町に行ってこの目でどうなっているのか
確かめたかったんです。
以前にもちらりとブログに書きましたが
オイラは阪神大震災も経験していて
その時も自分自身はそんなでもなかったんです。が、
知り合いは水や電機の供給が止まったりして
すっごく身近過ぎた出来事でその地に足を向ける事が
出来なかったんです。
今回、オイラも少しは落ち着いてその場に居れるような気がして
行ってきました。
その場に着き、少し丘のようなところから周りを見渡して、
絶句しました。
もう何といったらいいか。。。
いや、言葉や文字に形容できない光景を目にしました。
我に返ったとき、自分が動揺している事に気づきました。
壊れた家のを片付けるにあたり、がれきの山が幾つかありました。
鉄骨がしっかりした建物はあまり片付けされておらず
いまだ、半崩壊した状態のまま建っていました。
流されたり、取り壊されたりした家の間仕切りのような枠のみたいなのがあって
その数、素人目にも２００や３００戸なんて数じゃなかったです。
本当に小さな丘から見ただけなのに向こうの方まで何の障害も無く
見渡せることができたのです。
それだけ多くの人々、家族が一瞬にして被災されたのかと思うと。
あれから１年経ったというのにこの場所の時間は
それほど過ぎてない気がしました。
その小さな丘では慰霊碑があり手を合わせてきました。
あの日から１年が過ぎましたが
まだまだ時間がかかりそうな気がします。