みなさんこんにちは。
3時間超の大長編映画、ブラ・ピ、マーゴット・ロビー主演、1920年代からの、
映画界を描いた、大作です。
ハリウッドでは、サイレント映画全盛期、大スターのジャック(オスカー大スター、
ブラッド・ピット)が、売れっ子でした。
そこへ、女優への夢を求める、ネリー(マーゴット・ロビー)、映画に関わることを、
夢見る、マニー(ディエゴ・カルバ)が、ジャックのパーティーで、運命的な、
出会いを果たします。
ネリーは、特別な輝きを持ち、次第に、トップ女優に、登って行きました。
マニーも、ジャックに気に入られ、彼の助手として、映画界での一歩を、
踏み出して行きました。
しかし、時代は、サイレントからトーキーへ変わりつつある時で、
映画界の変革は、それぞれの運命を、変えて行くのでした。
ネリーは、薬と酒に溺れており、マッケイ(大スター、トビー・マグワイア)に、
多額の借金をしたため、命を狙われます。
彼女のことが、好きだった、マニーは、借金を無くし、彼女を守ると約束しました。
しかし、またも歯車が狂い、結局、ネリーは、行方不明となり、マニーは、命からがら、逃げ出すしかなかったのでした。
一方、大スター、ジャックは、時代がもう、自分を必要としていないと憂い、自ら、
この世を去ってしまったのでした。
果たして、ネリーの運命は、そして、マニーの、その後は。
変革の時代に、名声を得るために、時代に翻弄されたスターや、その周りの人々の、
なりふり構わない姿が、哀れで滑稽だった、すごい作品でした。
ブラ・ピ演ずるジャックが、落ち目のスターを自覚した憂いの表情の演技が、
何とも素晴らしく、目だけで、最高の演技を見せてくれ、そのシーンでは、
涙を誘われてしまいました。
ブラ・ピが、本当にすごい役者と、認識させられてしまいました。
3時間超でも、このワンシーンだけで、十分感動出来た作品でした、
いや~映画って本当に、素晴らしかったりなんかしちゃったりして。
広川太一郎の唯一の弟子、広川太三郎でした。