みなさんこんにちは。

そして、新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

2023年1作目は、韓国が誇るアジアを代表する2大スター、ソン・ガンホ、

イ・ビョンホン共演、更に、韓国を代表する俳優出演の、航空機パニックの非常宣言です。

刑事のイノ(ソン・ガンホ)は、休暇に、妻とハワイへ旅行する予定でしたが、

仕事の都合で、イ・ビョンホン妻だけが行くことになりました。

そんな彼に、航空機でバイオテロが起こると通報が入り、アップされた予告動画で、

その捜査に乗り出します。

空港では、娘とハワイに向かう飛行機に乗る予定の、飛行機恐怖症の、ジェヒク

(イ・ビョンホン)は、つきまとってくるおかしな男、ジンソク(イム・シワン)が、

同じ飛行機K1501便に乗っていることに、不安を感じます。

ジンソクは、自らの体を切りそこに、細菌カプセルを隠し持ち、飛行機内のトイレで、

取り出し、拡散したのでした。

イノ刑事は、ジンソクの家を突き止め、部屋の捜査をしたところ、ネズミにウイルスの、

粉をかけ殺害するVTRを見つけ、次第に死ぬ時間が早まって行ったことを、

確認し、部屋に、そのウイルスにより殺害された死体を発見しました。

その報告により、K1501便が、テロの対象にされたことが分かりました。

その飛行機には、イノ刑事の妻も乗っており、逆に彼は仕事のため、難を、

逃れていたをのです。

機内では、トイレに入った乗客が、ウイルスの発症で、亡くなりました。

感染から死に至るまで、非常に短い時間でした。

ジェヒクは、副操縦士と一緒に、ジンソクを取り押さえましたが、ほどなく、彼も、

感染により死んでしまったのでした。

そんな時、機長も感染で倒れてしまい、飛行機は墜落の危機を迎えましたが、

元パイロットの、ジェヒクが、操縦かんを握り、何とか墜落を免れました。

韓国では、スッキ国土交通大臣(チョン・ドヨン)を本部長とし、対策を練っていました。

飛行機内では、ほとんどの乗客が感染し、一刻の猶予もありません。

ジンソクが元勤務していた外資系バイオ会社が、事件の発端とわかり、その会社から、

ワクチンを得ることが出来たため、先ずは、サンフランシスコ空港に、

着陸許可を求めましたが、米国は許可しませんでした。

次いで、成田に着陸を試みますが、やはり、拒否され、無理やり着陸しようと、

したところ、自衛隊の緊急発進及び威嚇射撃で、諦め、残りのぎりぎりの燃料で、

韓国へ戻ることになりました。

副操縦士が、操縦していましたが、ウイルスにより、限界を迎え、引退していた、

元機長の、ジェヒクに、飛行を委ねられることになりました。

2人にはかつて、ジェヒクが、パイロットを辞めた理由の、因縁があったのでした。

果たして、その因縁とは。

ぎりぎりの燃料で、韓国に戻り、さて帰還と思われましたが、何と、市民の反対で、

着陸が許可されません。

ワクチンが、本当に効くという、保証がないからでした。

生存している、乗客、乗員全員は、総意で、着陸を諦め、犠牲になることを、

選択しました。

その様子を見て、イノ刑事は、ウイルスを自らに注射し、発症し、ワクチンを、

うってもらうことにしました。

果たして、ワクチンの効果は、飛行機のみんなの運命は。

ちょうど、コロナの水際対策と、相俟って、身につまされる、作品でした。

こんなことは、起こりうると思うと、背筋が寒くなる内容ですが、

特に、前半の緊迫感は、面白い作品でした。

コロナも、水際の失敗が、今に至ったりなんかしちゃったりして。

広川太一郎の唯一の弟子、広川太三郎でした。