みなさんこんにちは。

オスカー2度受賞の名優、ショーン・ペンが、監督し、娘の、ディランを主役に、

また、息子の、ホッパー・ジャックも出演した、実話に基づく、アメリカ史上最悪の、

贋札事件が関わった作品です。

アメリカのフラッグ・デイを誕生日に持つジョン(ショーン・ペン)は、

この日に生を受けたことに、自らは常に祝福された存在と思っていました。

彼は事業に失敗し、愛想をつかした妻のパティは、娘のジェニファー(ディラン・ペン)、

息子のニック(ホッパー・ジャック・ペン)を連れ、家を出ました。

親戚のベック(ジョシュ・ブローリン)の家に居候しましたが、その後パティは、

愛人の男と暮らし始めました。

その頃、ジョンは、行方がわからなくなりました。

高校生になったジェニファーは、母の元へ戻りましたが、ある夜中に、母の愛人に、

襲われかけました。

彼女は、家を出、父を探し当て、働きながら、一緒に暮らしました。

父はビジネスマンになったと言いましたが、それは、彼一流の嘘で、ある日、

彼は、銀行強盗をしてしまい、15年の服役をすることになりました。

彼女はこれまでの人生をやり直す決意をし、ミネソタ大学へ、進学を決意しました。

学長との面接で、彼女の嘘や、父のことを指摘されましたが、学長は、

彼女の才能を見出し、入学することが出来ました。

卒業した彼女は、ジャーナリストの道を歩みます。

ジョンは彼女に牢獄から、再三手紙を送りましたが、返事はもらえませんでした。

その頃、ミネソタ州で発見された奇形のカエルの原因が、水質汚染だと、彼女は、

突き止め、その事件を追いはじめました。

そんな彼女の前に、既に1年前に出所していた父が現れ、相変わらずの、

見栄を張った嘘をつく態度をとったため、彼女は、父から再び去りました。

ジェニファーは、水質汚染の元であろう会社の幹部(エディ・マーサン)に、

取材をしていましたが、彼が席を外した時に、テレビで、衝撃的な、

ニュースが、流れていました。

果たしてそのニュースの内容とは、そして、ジェニファーと、父ジョンの、

運命は。

どうしようもない父親でも、ずっと、大好きに思っていたジェニファーの、

切ない思い出がつづられた、内容で、ショーン・ペンが、15年の歳月をかけて、

構想し、映画化した傑作ですが、全体的に暗く、眠たくなる、特に最初寝ちゃう、

あまり面白いとは言えない内容でした。

親子の絆は、どうしようもなかったりなんかしちゃったりして。

広川太一郎の唯一の弟子、広川太三郎でした。