みなさんこんにちは。
インド映画、こんなに素晴らいかと、驚きました。
１９２０年、インドは、英国の統治下にありました。
暴君のスコット（レイ・スティーブンソン）とその妻のキャサリンは、
森を車で走っていた時、地元の部族の少女マリの歌の才能にほれ込み、
強引に誘拐してしまいました。
追ってきた、マリの母を、兵隊は、銃で殺そうとしましたが、スコットは、
１発の銃弾がいくらで出来ているか話、インド人は、銃弾の単価よりも、
価値が低いと蔑み、兵隊は、木の棒で彼女を、殴り倒しました。
この行為に住民は反発し、数千人が、大使館に押し寄せ、大使の肖像写真に、
石をぶつけた者がいました。
その者を捕まえろと、命令が下りましたが、誰１人動きません。
そんな時、１人の警官ラーマ（ラーム・チャラン）が、数千人の暴徒の群れに、
飛び込み、たった一人で、蹴散らし、その者を捕まえて来ました。
一方、マリをさらわれた村の、守護者ビーム（N・T・ラーマ・ラオ・Jｒ.）は、
強靭な肉体で、虎とタイマンを張り、捕獲していました。
彼は、アクタルと名乗り、デリーへ、マリの救出に入りました。
デリーの川にかかる鉄橋で、列車火災が起こり、川で魚を取っていた少年が、
巻き込まれます。
たまたまその場の近くにいた、ラーマと、アクタルは、感ずるものがあるのか、
ジェスチャーで、コンタクトを取り、協力して、少年を救出しました。
２人は、たちまち兄弟の様に仲良くなりました。
ラーマは、反逆者を探しに、町へ潜伏していたのですが、反逆者の一味である、
アクタルのことは、わからず、仲良く過ごしました。
大使館に潜入したい、アクタルは、スコットの姪のジェニーのことを、気に入り、
ラーマは、恋のキューピットになりました。
車がパンクして、アクタルに助けられたジェニーは、大使館でのパーティーの、
招待状を、彼に渡しました。
社交ダンスの時に、アクタルは、ジェニーのことが好きな、英国人に邪魔をされましたが、
ラーマが、ドラムテクニックで、インドの音楽を奏で、独特のインドの踊りに、
その場の全員を巻き込みました。
（なんと、インドのダンスは、素晴らしい）。
皆へたってしまった中、ラーマとアクタルは、一騎打ちの状況でした。
アクタルが、最後勝ち誇り、彼は、ジェニーから、お茶に誘われました。
ジェニーが、席を外している間に、彼は、マリが監禁されている場所を、
見つけ、マリと話をし、必ず助けに戻ると、約束しました。
ラーマは、探していた、お尋ね者を確保し、拷問しましたが、
逆に、毒蛇を彼から投げつけられ、嚙まれてしまい、瀕死になりました。
運よく、アクタルに、解毒薬を飲まされ、助かりますが、もうろうとした中で、
アクタルから、ビームであること、マリの救出に行くことを、聞かされました。
その後、回復したラーマは、職務を果たし、ビームを捕まえてしまいました。
果たして、２人の運命は、この後どのように進むのでしょう、そして、
麻里の救出は。
ラーマの本来の目的も、深いものがあり、故郷の婚約者とのこと、またそこに、
関わるビームのこと、物凄く奥行きのあるお話で、３時間の長丁場も、
全く飽きることなく、面白かった作品でした。
前述の、インドのダンスも含め、インド映画の底力を目の当たりにした、
素晴らしい作品です。
本当かどうか？ながら、２人の身体能力の凄さ、驚きの連続でした。
インド人も、びっくりだったりなんかしちゃったりして。
広川太一郎の唯一の弟子、広川太三郎でした。