彷徨う | 永遠への道標

彷徨う



彷徨う




いつかの瞬間を

想い描いた幻のときを



今、遠い過去に
なりつつある



私はまだ
引きずっては


見えない愛を信じていた



あの頃の
感情はもう
薄れつつあるのに


心の奥には
火種として生きている




何処に彷徨う


心は私の言うことを
聞いてくれない



また、日々が過ぎ去る



遠くまできてしまったのに
ヒカリ求めて
ヒカリ指す方へと





彷徨い続けてる









自身が創り上げた

夢と現実の狭間は

想うより

哀しくも厳しい




ただ生きている

それだけでも

奇跡と想う





生かされ

生きてゆくことを

現実だと

受け止めながらも





明日へと続く


人生の道標








sachi