LOVERS ONLY3~夢を描くエチュード~の感想です。
本当の発売日は8月23日。ただ、オフィシャル通販では、
1か月前倒しで発売されているこの作品。
感想の方も触りだけ、前倒しで書かせて頂く事にします。
女性向け官能小説のひとり芝居といった趣のこの作品も、
これで3枚目になりますね。
1枚目を聞いた時は、なんともいたたまれない気分になったものですが、
(…と言っても、嫌いとか嫌だと言うのとは違います。
それまで聞いたCDとはかなり雰囲気とか作りが違っていて、
描写とか心情の吐露、言葉の使い方が赤裸々過ぎて、
恥ずかしいというか、気持ちのおさまりが悪くて戸惑ったの(苦笑)
私、かなりエロティックな作品でも平気なのですが、
これはちょっとね、別格だったのです。
そういえば「あぶな絵、あぶり声」にも似た感触を憶えたわね…
あれも、官能小説の朗読というか、一人芝居だわねぇ…)
流石に3枚目ともなると、こうした作品のカラーに慣れたのか、
あっさり、すんなり聞けましたし、楽しむ事が出来ました(^^)
今回はミュージシャンの彼と
古参のファンの「私」という組み合わせ。
ミュージシャンを演じているのは、緑川光さん。
甘くてよく響く声をお持ちの声優さんです。
このミュージシャン、現在スランプ真っただ中。
自分の音楽を見失い、同時に夢も希望も無くして
とても苦しんでいるようです。
すさんだ気持ちのまま、ホテルのバーで深酒。
ふと思い出したのは、純粋に音楽を楽しんでいた頃のこと。
学生時代の初ライブで、最初のファン「私」と出会い、
恋心を抱きつつ、仲間として日々楽しんでいた頃のこと。
その直後、「私」とホテルのバーで偶然再開を果たした彼は、
久しぶりに若い頃の思い出話に興じつつ、楽しいひと時を過ごします。
…が、酔いつぶれてしまい、ふと気がつくと、
ホテルの一室で「私」に看病されていたのです。
言葉を交わしているうちに感情が高ぶり、弱さを晒した彼は、
慰めを「私」に求め、ベッドに引き込むとそのまま強引に身体を重ねます。
目覚めた時、その部屋に「私」の姿は無く、
手書きの手紙が残されています。
そこに綴られていたのは、彼を思う「私」の気持ち。
そして、音楽に対する鋭い指摘。
「私」とのやり取りの中で、自分が本当に求めている音楽に気づき、
スランプを脱した彼は、ライブに「私」を招きます。
ライブの最後に演奏されたのは、「私」の為に書かれた曲。
お互いの気持ちを知った二人は、ライブの余韻も冷めやらぬままに、
お互いを求めあい、心身ともに結ばれます。
そして告げられる、「結婚しよう」という言葉。
どちらも、相手が好きだという事が明らかになったのですから、
これはもう、近々めでたくゴールインなんでしょうねぇ…(^O^)
お話の流れはこんな所でしょうか。
耳で聞く官能小説だけあって、
彼と「私」が結ばれるシーンはとっても生々しいです。
それがこの作品では、なんと、2度もあるわけで…!
一つは、彼が強引に「私」を抱くシーン。
今一つは、「私」に主導権を渡して好きにしろと…
「私」が選んだのは目隠しと、軽い拘束。
「私」を求めて彼が身悶える様は、かなりエロいですね。
…が、結局のところ、「私」の口付けと愛撫に高ぶった彼が
主導権を取り戻し、激しく求め、クライマックスを迎えるわけですが…
エロいシーン好きの私には、とっても美味しい1枚。
ただこの作品、心情が語られ、行為が語られ、情景が語られ、
そしてそこに、情熱的な口付の音が重なって…と、
一人芝居だけに、全て緑川さんがお一人で演じていらっしゃるんですよね。
また、官能的なシーンでは、ここにそのまま書くのが憚られるような
かなり直截な表現が多用されてますから、
他のシチュエーション系のCD達とはかなり印象が違います。
18禁乙女系ゲーム由来のドラマCDより、
もっと艶めかしいというか、エロ度が高いというか…
ここらでは、好き嫌いが別れちゃうのよねぇ…
実際に、恥ずかしくて聞けなくなる方もいるようだし…
独特の表現に、乗り切れないという方もいるようだし…
あとこの作品、BGMはあります。
ミュージシャンが主人公だけに、今回のBGMはピアノがメインの曲。
効果音ももちろんあり。特に官能的なシーンでは、
ベッドの軋む音から、湿った音まで、
赤面ものの音もかなり多用されています。
それだけに、かなり生々しく聴こえてしまうので、
ここらでも、好みが分かれるでしょうねぇ…
このCD、あからさまな表現や音が平気な人じゃないと、
ちょっと…、いえ、かなり辛いと思う。
リアルな官能描写があっても平気だよって方にだけ、
お薦めしておきましょう。
さてと、この続きは、発売されてからにしましょうね♪
追記
私は一人の声優さんに惚れこんでいるわけではないし、
今まさに恋しているといった状態でもありません。
ですから、先に感想を読ませていただいたブロ友さん達程には、
「私」とのシンクロ率は高くないような気がします。
でも、聴いている時は、「私」として耳をすませ、
心を添わせているわけで…
出会いと別れ、そして偶然の再会。お互いの思いに気がついて結ばれる。
物語としては、ありがちな展開ではありますが、
やっぱこんな恋にも、憧れてしまいますね(^O^)
これって、緑川さんの朗読というか、演技が
上手いというのも、影響してるかも…ね♪
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