官能昔話2~アンデルセン童話~

タイトル:マッチ売りの少女
朗  読:遊佐浩二

あの有名な「マッチ売りの少女」の登場です。
これ、年末にはぴったりの作品かも。

お話は、寒さに凍えるマッチ売りの少女が、
少しでも暖を取ろうと、売れ残りのマッチに火をつけます。
火をつけるたびに、目の前に暖かな暖炉やごちそうが現れるのですが、
火が消えると同時に、幻は消えてしまいます。
最後に現れたのは、今は亡きお婆さんの姿。
火が消えたら、優しかったお婆さんも消えてしまう!
少女は泣きながら、持っていたマッチの全てに火をつけ、
何とかお婆さんの幻を引きとめようとします。
お婆さんは消えることなく、
少女を招き抱きしめると、一緒に天へと昇って行きます。


この作品、出てくるのは少女と幻の中に現れるお婆さんだけ、
話の筋も極めてシンプルなこの作品に、
どう官能シーンなんてものを組み込むのか…?
全部聞くまで、頭の中で「?」が渦巻いていました。
でも流石ですよね、シナリオ書いた方に脱帽です。
この作品にも、ちゃんと官能シーンを織りこんでしまうのですから。

今作では、直ぐに消えてしまう儚い幻の中が官能の舞台です。
ここに艶めかしい紳士という新たな登場人物を加えて、
官能の色どりを加えています。

この紳士がまた、何とも妖しく厭らしく、誘うように語ってくれるので、
思わず笑ってしまう程に、ゾクゾクしました。
囁きかけといい、吐息といい、朗読者の遊佐さん、本当にお上手ですねぇ。
「マッチ売りの少女」だというのに、聞いてるだけで赤面するなんて…

実はこの紳士、死のうとしている少女を迎えにきた天使らしいんですけど、
天使と言うより、これでは淫魔です。
いったい、どんな天国に少女を連れて行くのやら…(笑)

官能的なシーンも含めて、とても楽しめる作品でした。


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