(Kさん48歳・主婦)
A.デフレが続いていますが、インフレのことも想定しておかないと、大変なことになります。
インフレになった場合も想定しておこう!
確かに日本やアメリカなどではデフレが続いています。
しかし、米国FRBは「インフレターゲット2%」を導入したほか、日銀も「目指す物価水準」を1%とするなど、
デフレ脱却への動きが見られるようになりました。デフレ脱却後、やって来るのは「インフレ」です。
若い人には実感なし?
日本ではこの10年くらいデフレが続いているので、インフレとか物価が上昇するということが忘れ去られています。
特に20代や30代前半の人は、実感すら持てないのではないでしょうか?
では今後、いつ、どの程度のインフレになるのでしょうか。
その予測は難しいのですが、もしインフレになると私たちの生活はどうなるのか考えてみましょう。
貯蓄の目標額を修正
仮にインフレ率を2%とすると、現在100万円のモノやサービスは、10年後には約122万円、20年後には149万円になります。
例えば、10年後に住宅を購入しようと思って貯蓄する場合、現在1000万円の住宅は10年後には1220万円になる計算です。
ですから、貯蓄の目標額は1220万円にしておかなければならないのです。
20年後に子どもの大学の資金を用意する場合なども同じです。
例えば現在100万円の入学金は149万円になっています。100万円を目標にしてもダメなのです。
経済政策に注目を
このようにインフレを考えるか考えないかで、貯蓄の目標額が大きく変わります。
今後のインフレは、経済成長や好景気と連動していきます。冒頭紹介した米国FRBや日銀など中央銀行による金融政策だけではなく、公共投資、政府支出などの財政政策も重要なポイントです。今後の政治や政府の動向に注目し、将来の家計に備えましょう。
—— 女性のための生活情報紙「リビングかなざわ」掲載 ——
※このコラムは隔週掲載です。次回は4月5日(木)です。