相談者 : Kさん(46歳会社員)
勧められるままに投資信託を始めましたが、損をしています。どうすればいいですか?
回答
あなたの投資目的を明確にさせ、投資期間をはっきりさせること。そして、投資する対象の特性をよく理解することが大切です。
投資の前に学ぶこと
現在、投資信託を保有している場合は①売約する、②そのままにする、③増額する、のどれかを選択することになりますが、どれが合理的な結論なのか、自分で解決することができる人は少ないのが現状です。多くの人は、損を覚悟で売却してしまい、一刻も早く損をしたことを「忘れて」しまうか、損におびえて「そのままに」しておくことが多いようです。
投資目的を明確に
一番大切なことは、購入時に自分の投資目的をしっかり考えた上で商品を購入しているかどうか、ということです。特に投資期間の設定が大切です。例えば20年後の老後資金として長期目的の投資なのか、3年後の車の買い替えのための短期的なものなのか。そもそも長期スタンスであれば、市場が下がったといって大騒ぎする必要はありません。短期目的なら、基準価格が大幅に下がってしまう可能性のある商品を選択すること自体が問題なのです。
投資対象を理解する
【国内か、海外か】
国内投資(株式、債券、不動産など)なら、基本的に円建てとなるので、為替の変動による損益の発生はありません。海外に投資している場合は、投資先の通貨建て(ドルやユーロなど)になるので、為替変動の影響を受けます。
【株式、債券、その他】
株式投資であれば、経済状況や景気に反応して上下するし、債権であれば発行体がデフォルトしない限り、元本は確保されるので比較的安定的です。不動産や商品(原油、金属、穀物など)などは、変動要因を理解しておく必要があります。
自分で難しいと感じた場合は、気軽にファイナンシャルプランナーに相談してみてください。
—— 女性のための生活情報紙「リビングかなざわ」掲載 ——