この映画は、ウルトラセブンとは何の関係もないのですが、セブンファンならこんな風⬆に考えてしまうのではないでしょうか。
ちなみに文字は、第32話「散歩する惑星」と第33話「侵略する死者たち」から拝借しました。
改めて見ると、ウルトラセブンのサブタイトルに「侵略者」という単語は出てこないのですね。「侵略」という単語もこの33話と、最終話の「史上最大の侵略」だけです。考えてみたらゲストはみんな侵略者みたいなものなので、いちいちサブタイトルにするまでもないということでしょうか。
この映画は劇場に観に行きたかったんですが、時間の都合で行くことができませんでした。ようやく観られました。
先程ウルトラセブンとは何の関係もないと書きましたが、結構似た雰囲気を感じました。侵略者の視点を借りて人間を描いている、という点で似たものを感じたのかな?
全体的に緩めで好きな雰囲気です。やっぱり映画館で浸りたかったですね。今回このソフトを借りてきてから娘が風邪をひいたり自分が風邪をひいたりしてなかなか観ることができず、返す日の朝早くに観ることになったのですが、カミさんが家事を始めたり、娘が起きてきて折り紙を教えてくれとせがまれたりして、残念ながら浸る、というところまでいきませんでした(^_^;)。勿体ないことをした。
長澤まさみさんはずっと怒ってましたね。女の怒りは侵略者より怖い、と思いました(笑)。でも怒ってても可愛いんですけどね。
松田龍平さんは元々が宇宙人みたいなので、これは演技なのか?と思いました。いつも思ってるんですけど。
長谷川博己さん演じる桜井は、菊地秀行先生の小説「インベーダーサマー」に出てくる大友を思い出しました。心の中に燻る何かを感じました。
松田龍平さん演じるシンちゃんの、
「まだ慣れてないんだ、この世界に」
というセリフが何気にお気に入りです。
私もそうかも知れない(^_^;)。
またそのうちゆっくり観たいな。