第38話「勇気ある戦い」 | カツカレー充填120%!

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コードネーム・赤塚零。
ICCPO(International Cutlet Curry Prove Organization)の特別捜査官にして、
「満腹戦隊カツカレンジャー」のリーダー「カツカレッド」。
カツカレー食べある記「メシヤマラソン」遂行中。
いつかはあなたの住む街へ行くかも知れません

怪獣が出るとホッとするなあ。

ジスイズ特撮!という感じのとても楽しい回でした。
特に、クレージーゴンから渋滞の車列にパンするシーン、なにげに両者が本当に同じ空間に存在しているかのような演出がお気に入りです。
(つまり実際にはパンしてないわけですが)
自然の地形を怪獣の足跡に見立てる場面も、これだけは特撮ではないですが、虚実取り混ぜることで効果を出すのも特撮の醍醐味ですね。 
ホーク1号の久々の分離攻撃も嬉しいです。

タイトルもカッコいい。


今回は、心臓の手術を拒むオサム少年をダンが勇気づけるというお話。
私はどうもこの大人と少年の話がツボらしいです。
「PERSON of INTEREST」にも、兄の復讐を望む少年とリース君が行動を共にする話がありましたね。あの話好きです。

手術が失敗して自分が死んでしまうことを恐れるオサム君を勇気づけるダンの言葉が素晴らしいです。

オサム君、ウルトラ警備隊がどうしてあんな素晴らしい戦いができるか分かるかい?
それはね、我々の全てが人間の作った科学の力を信じているからだよ。
小さなネジひとつ、メーターひとつにも人間の作った最高の科学が生かされている。
そう信じているからこそ、ウルトラ警備隊はあんなに勇敢に戦えるんだ。分かるね。
信じるんだオサム君。
人間の科学は人間を幸せにするためにあるんだと。
いいね。分かってくれるね。

このセリフを聞いていたら、「宇宙戦艦ヤマト」の真田さんのセリフを思い出しました。

機械が人間を殺す。
そんなことがあってよいものか。
科学は、人間の幸せのためにこそあり、人間は科学を超えたものだ。 
そう考え、それを実際に確かめるために、オレは科学者になった。
科学はオレにとって屈服させるべき敵なのだ!

あんまり関係ありませんでしたね。

オサム君もダンに寄りかかるばかりではなく、自分から戦う意思を示してくれたら私的には百点だったんですが、でもまあ手術の前に
「心臓移植の患者 死ぬ」
なんて新聞記事を見せられたら誰だって怯えますわな。
見せんなよ(怒)。


まあ、今回は少年に勇気を与えるダンの男気回だったということで。
(変な宇宙人だ)

ラストの、ダンに焼きもちを焼くアンヌが可愛い。ちょっかい出すソガさんもソガさんです。

クレージーゴンの残骸が夕陽を浴びるラストシーンも素敵です。

ところで昔から思うのですが、
「クレージーゴン」って、
「クレージー・ゴン」なんでしょうか?
「クレー・ジーゴン」なんでしょうか?
どちらにしても変な名前ですね。