被災地・被災者の考え方が共通でなければ被災者であるにも関わらず被災者として扱われない人が
一定数出てしまいます。
実際の被害の大きさだけではないと思います。
甚大な被災地とその他の被災地があると認識するのが適当かも知れません。
私も阪神淡路大震災と大阪府北部地震を経験していますが、
阪神淡路大震災ではどうしても被害の大きかった兵庫県が注目され、
大阪府北部地震も大阪府高槻市で通学路のブロック塀が倒れ小学生の子供が亡くなったことが注目されましたが
大阪府茨木市でも被害が大きい地域があり、断水なども起こり、自衛隊のお風呂が設置されたりしていました。
甚大な被災地や死者が出た地域は報道されますが、目に見える大きな被害がなければ、
注目されず、厳密には被災しているにも関わらず、被災地域として扱われないという危険があります。
最大限の範囲で考えるなら、地震で揺れた地域すべてが被災地です。
なので、SNS等で発信している人に、あなたは関係ないと表面上の情報だけで判断することで
少なからず相手を傷つけている可能性があります。
分かりづらいこともありますが、目に見える被害がないから被災地ではないというのは
違うのではないかと私は思います。(保障や援助等が人用かどうかは別として)