地球防衛軍5発売1週間前
深紅の稲妻でございます
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遂に大型アップデート…の前座として告知PVが公開。
ガチアサリの追加や少ないながらもシステムの変更に続き
ステージ、ブキの追加などが示唆されようやく2らしくなってきた。
ただまぁそれを経てもなお
前作のステージで新規ではなかったり
武器数においてはいまだ遠く及ばないので今後に期待していきたい。
大幅アプデの本番は12月中旬とやや先になっているので
そこでの内容しだいでは今後の行方も決まってくるのではないかと思う

面白くないかといえばそうではなく
そこそこ面白いんだが
・シナリオの目新しさのなさ
・最初から最後まで成長しない主人公
・なんのステータス特典もないコスプレ衣装の収集
・クリア特典が微妙
とまぁ大の大人が面と向かってガッツリやるには明らかに内容不足
憑依機能もその場その場限定で自由度はまるでなく
ゲームの攻略が単調になりがち
マリオはSFC以来なのだから
さぞやすごい進化があると思ったがふたを開けてみれば
ただパズル要素が大幅に追加されただけのSFC版のような出来で
かなりの肩すかしだった
携帯して何も考えずに暇をつぶす分には申し分ない仕様だと思うが
半分でも据え置きを名乗っていいレベルの出来のソフトではない
規模的にはかなり大きいが
肝心の内容のレベルはインディーズゲーレベル
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1周は出来ても2週目は絶望的に無い根本が死んでるゲーム
プレイ時間は24時間程
進行はカジュアルを一周とサバイバルを半分
前作も同じくらいのプレイ
《《 私的プラス点 》》
▼優良アクションゲーム(★★★★★)
操作が少し独自であるものの慣れてしまえばサクサク行動できる優秀な作り
基本的な移動動作はもとより急反転等もあり軽快に動くことができる
十字キーの武器登録やボウガンの変更などがボタン一つで行えたり
エイムが難しい人でもできるように自動照準が使用できたりと
至れり尽くせりなアクション環境が魅力
▼優良な世界観(★★★★★)
現実ではなくて精神世界ということで
振り向けば出現するドアや急なステージ移動等
どんな理屈も通用しない破天荒なステージ構成が魅力
まさしく他ゲーでは味わえない
このゲーム独特の世界観というものを感じられる
▼懐中電灯ゲー(★★★★★)
ステージ全編が暗くおどろおどろしいので
歩くだけでもホラー感は高い
懐中電灯をつけて進むことになるが
懐中電灯の光はスニーキング(敵の挙動)に影響しないという
斬新なシステムのおかげで自由に点けたり消したりすることができる
逆に違和感を感じなくもないが
最近の流行の音にだけ敏感なゾンビという解釈で何とか…
▼武器が多彩(★★★★)
オートマチック拳銃に始まり果ては火炎放射器等多彩な武器に加えて
このゲーム独自の何でもボウガンもあり趣味と状況に応じた武器選択が可能
カスタムに関しても多くの武器に対応し
好きな武器を育てていくのもこのゲームの楽しみ
▼無線探知ゲー(★★★★)
各ステージに残留する思念を追うというもの
アイテムに始まりサブストーリーにも通じているので
ホラー要素とアイテム収集を両立できて楽しみながら街を徘徊できる
▼射撃場の追加(★★★)
前作にはなかった射撃場が追加された
「こいつこの緊急事態に楽しんでんな…」とか思うが
エイムの練習にももってこいなんでありがたい要素
高得点には嬉しい賞品もある
▼ロード(★★★)
場所にもよるが前作でかなりのネックだったロード時間が短縮されて
読み込み画面でもキャラ操作できる等工夫されてる
「それなかったらロードもっと早くならない?」
とか言ってはいけない
▼理解しやすいシナリオ(★★★)
前作は狂気性を前面に出してきたが今回は敵が
理性的なので理屈で話を理解しやすい
まぁその分苛烈さみたいなものがぬけてしまったが
そこは趣味の問題か
▼前作要素が多彩(★★★)
最大限に楽しみたいなら一応前作もプレイしておいた方が無難
《《 私的マイナス点 》》
▼ニューゲームプラス(笑)(★★★★★)
清々しく1周を終えたプレイヤーを待っているクリア特典と引継ぎ込の2週目要素だが
引継ぎデータを持ちこめるのはクリアした難易度とそれ以下の難易度のみ
上の難易度に挑む為には
様々な集めたアイテム、武器の取得や強化、クリア特典等諸々を全て無かったことにして
普通のニューゲームを選択するしかない。
その仕様上一番いいのは「最初から最上難易度で挑む」が正解だが
アクション下手なんて存在しないかのような選民的なスタイルは個性というより悪習に近い
更に初手で最上難易度でクリアしたとして隠し最高難易度が出現する
もちろん引継ぎは効かない
つまりは最短でも0スタートのゲームを2周しなければならない
クリア特典に武器や衣装が含まれるのでゲーム下手な諸兄は拝むことさえできないアイテムが存在するという
ゲームデータの難易度ロックが苦痛すぎる
旧来のバイオハザード全盛期ならありえた「企画者からの挑戦」であろうが
洋ゲーや他で難易度フリーになれていると「時代遅れの独善的な自慰」としか映らない
企画者的には「自分の調整した難易度を楽しんでほしい」という意図なんだろうが
集めたはずの物をまた集め、伸ばしたはずのスキルをまた伸ばすというのが本当に
楽しいと思っているのか問いたい
何の為のニューゲームプラスなのか
更には引継ぎ込でプレイしているにもかかわらず
探索MAPは未探知領域のまっくらの上に強化アイテムが上限なのに
無駄に無線に引っかかる等繰り返しプレイに関してはほぼやっつけ仕事
世辞でも周回作りが丁寧とはいいがたい竜頭蛇尾ゲーム
▼懐古過ぎる強制縛りプレイ(★★★★★)
もはや縛りプレイという言葉自体廃れてきた感があるこのご時世で
公式が強制的に縛りプレイを強いてくる
最高難易度は「強化禁止」「アイテムの出現の低下」等にはじまり
果ては「オートセーブ禁止」「セーブ回数制限」なんてとんでも縛りが飛び出す始末
難易度が上になればなるほど機能が増えるどころか逆に減っていくという
かなり人を選ぶ仕様になっている
バイオハザード系で訓練された人たちにとっては
「俺ならナイフと回避だけでクリアできる」とか豪語するところだろうが
それをベースに埋め込むのは正直正気の沙汰とは思えない
そもこれはバイオハザードではない
合う人には合うんだろうが
遊びというよりは何かの洗脳ソフトのような悍ましさがある
▼コレクトアイテムが多い(★★★★)
残留思念、女神像、資料、奇妙なアイテム等
収集アイテムがかなり多い
探索要素としては申し分ないが
特段ヒントが出るわけでもないので難易度は高め
しかも上記で示した通り引き継がれないので
どこを回収してどこを回収してないのかが混線してくる
無線機に引っかからない場合が多数で
コンプしようと思えば攻略サイトとの照合が必須になってくる。
▼チャプター選択不可(★★★)
かなり細かくチャプターで区切られているが
話の区切り以上の意味がない
クリア後のチャプター選択機能はそこまでゲーム界に浸透している機能ではないが
こうもノーヒントのコレクトアイテムが多いと巻き戻し機能がどうしても欲しくなる
取り漏れをしたらまた最初からと気付いた時点で結構つらい
============= 独り言 ==============
懐中電灯ゲー:★★★★★
独特の世界観:★★★★★
前作大幅進化:★★★★★
劣化バイオ脱せず:★★★★★
バイオ創始者が大企業を離れて何を作ったかといえば
バイオモドキという成功体験のダメな方を如実に表してる感が悲しい
前作も同様の感じだったが新作ということである程度は期待してみたものの
アクション、シナリオ、システム等は劇的に進化したが
難易度への偏重など根本的な成長は見られなかった
まぁ望む人間あっての機能なんで
御大層に悪と断罪することはしないが少なくとも私見では
もはや企画自体がバイオ依存から脱しきれてないといわざるをえない
エンディング的には次回作かDLCを匂わせる感じだったので
今後のアップデートか次回作でなんらかのブレイクスルーは欲しいところ
決して面白くないゲームではないし結構楽しめる部類だが
2週目がかったるすぎて非常に惜しい
コンプなどを気にしない一周終り派の人には向いているが
ライトなアクションゲーム勢でアイテムコンプ指向なんて人にはイライラしかないかも。
全体的にアクの強いゲームではないが根本で人を選ぶタイプ
気軽にオススメはできない
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作戦終了です
お疲れさまでした

