私がこの本を知ったのは、今から7年くらい前だっと思います!!当時高校生だった息子が図書館で借りて来ました。その時の胸を押し潰されそうな思い、今も忘れません。お察しの通り保護センターで処分を待つ、わんちゃん達の写真が淡々と載っており、作者の児玉さんの文章が、心を打ちのめすくらい悲しいのです。そこには最期の最期まで、本当に最期の時を迎える時まで、飼い主の事を信じ、頼りにし、純粋に待っている瞳、瞳、瞳。私が一番心に深く刻まれたわんちゃんは確か、ゴールデンだったと思います。割りと最後のページよりだったかと。その子の表情が今でも、焼き付いて離れません!!その表情というのは、言葉で言い尽くせない。気品、気高さ誇り、何がこれから起きようとも動じない堂々とした自信、誇り、言い尽くせません。それは飼い主を最期の最期まで信じ貫いたからなんです。そのゴールデンの子の背中の前ではすべてが黙りこむほど、私には神々しかったです。保護センターに飼い主自身が持ち込む。私には信じられない人びと。一度読んで、目をそらさず、瞳を見て下さい。私達人間は、完全に負けてます。何故ならそこにはただ純粋な心があるだけだから。あの本に出逢えたからこそ今私があります。そこに写っている子達は、この世には居ません。お星さまになりました。