こんにちは。
気温も上がり初夏をようやく感じられる良い天気の日が続いておりますね。
少し強い風もまた素敵に感じられます。
そんな快晴の中、私事ではありますが人生の節目と呼べる一日を過ごしました。
前回のBlogでご報告させて頂いた通り5月26日をもちましてSTUSSYを退職致しました。
送別という事で沢山のお客様にわざわざ足を運んで頂き本当に有り難う御座いました。
そして、店舗には来る事の出来なかった方々からもお電話やメール、お手紙といった形で沢山の励ましや応援、感謝のお言葉を頂く事が出来て嬉しい限りです。
手作りケーキから高級品といった送別の品も両手では抱えきれない程、沢山頂きました。
本来ならば頂いた品をご紹介して一つ一つに改めて感謝の言葉をお伝えするべきなのですが、あえてこの場では皆さんから頂いた品やお気持ちへの感謝をこの一文とさせて頂きたいと思います。
申し訳ありません。
ご報告も程々に最後のBlogなので少しだけ終盤の勤務のお話を。
勤務も残り数日となった時期には仲良くさせて頂いた方のご来店も多く、そんな方達とは許される限り店頭で一緒に時間を過ごさせて頂きました。
一人一人に気の効いた感謝の言葉や相手に合った言葉を送りたかったのですが出来なかった事に悔いが残ります。
思い浮かぶ言葉は数多くあれども口に出すと泣いてしまいそうで話す事が出来ませんでした。
一人一人との今まで一緒に過ごしたの記憶が走馬灯のように浮かんでくるのです。
その記憶のほとんどは互いに笑っている楽しいものでした。
最後まで皆さんとは笑い合って終わりにしたかったので笑顔で「またね」と次に会う約束をする事が精一杯だった自分をお許し下さい。
お見送りの時の寂しそうにしてくれる一瞬の皆さんの顔、反則でしたよ。
という言い訳です。
そうそう、最終日には劇的な心境の変化もありました。
STUSSYを大好きだった自分ですが最後にSTUSSYに対しての気持ちは変わってしまいました。
STUSSYなんて最低なブランドです。
自分が約9年情熱を注いだにも関わらず離れる事にこんなに胸が痛み寂しい気持ちを抱かせられるとは思ってもみませんでした。。
なんて、冗談です。
今までもこれからも大好きなブランドであることに変わりはありません。
自分の価値観やライフスタイル、そして仲間や家族とも呼べる人間を数多く巡り会わせてくれたSTUSSYは死ぬまで好きだと思います。
販売する事はもう出来ませんがこれからも札幌で一番STUSSYを楽しんでいる人間でありたいと思います。
私的な思い出や感謝の全てをこの場に綴ると小説の一冊や二冊は簡単に出来てしまいそうなので最後のBlogもこの辺でお終いにしましょう。
最後にSTUSSYを通して出会う事の出来たお客様を始め、スタッフや関係者の全ての皆様へ、
至らないところばかりの自分でしたが、親切にして頂いて本当に有り難う御座いました。
不器用な自分なりに誠実に人に接してきた事、仕事として行ってきた事に多少の不安を覚える自分もいましたが皆様のお陰でその思いも払拭し自身の思いも報われる最後を迎える事が出来ました。
本当に本当に有り難う御座いました。
人との繋がりはこれからも大切にしていきます。
だから、「さようなら」とは言いません。
「またね」です。
場所は変われどまたお会いした際には変わらぬお付き合いをどうぞ宜しくお願い致します。
そして、これからもSTUSSYをステラプレイスCHAPTを宜しくお願い致します。
橋野 摩守仁