こちらは、アルゴンガスの調整器です。


なかなか一般的に聞かないガスなので、アルゴンガス??って方も多いと思いますが。。。


自転車とかマフラーとか、ウネウネっと溶接の跡がついているのを、見かけたコトないですかねぇ!?


シールドガスと呼ばれるガスです。 歯科技工所様とかでも使用されてるところも多いんですよっ!!


それのメーターが画像のメーターです。


ボンベとの接続部分にパッキンがついていて、ナットを締めつけて接続するんですが、


使用しているとどうしても、パッキンがへたってきます。


っで、よくあるのが古いパッキンの上から新しいパッキンを取り付けされているメーターです。


お預かりしたこちらのメーターもそうでした(泣)


パッキンを2重で取り付けるとナット部分が壊れやすくなります。


無理して接続し続けると、ナットが壊れて⇒ガス漏れDASH!


フロート部分もOリングで密封してますので、ある程度の年数が経過すると、硬化して


ガス漏れの原因となります。


そうなる前に、定期的にオーバーホール修理に出していただくのが良いと思います。


弊社では、ガスを納品させていただいてる、各事業所様に年1回、


保安点検で高圧ガス使用状況やガス漏れ等のチェックに寄せてもらうのですが、


その時に、オーバーホールでお預かりすることが多いです。


壊れる前にオーバーホールでお預かりする方が、修理費用も安くすみ、道具が長持ちするからです。


ガス漏れをしてからでは、ガスももったいないですし、メーターにも負担がかかりますし、なにより、危険です!!


安全・安心に高圧ガスをご使用いただく為に、メーター・トーチなどのメンテナンスも定期的に行ってくださいね。


使い終わったら、汚れをふき取るっ。


これだけでも、大切に道具を使う大きな1歩だと思います。






共栄熔材商会の修理手帳