本日は、切断器をご使用の方々へ、微力ながらアドバイスです。
『高圧バルブを開けると逆火して炎が消えるんだけど!?』ってたまに質問されます。
この症状で一番多いのが、火口をしっかり取り付けされていないことが原因ってのが、あげられます。
火口の先と本体底部に隙間があると高圧の酸素を出した時にパンッって
音とともに逆火して炎が消えます!
これを繰り返していると、本体が熱をもってハンダや銀ロウが外れたりして
ガス漏れ⇒修理となってしまいます。
それでは火口の正しい取り付け方法です
先ずは、本体の頭の部分をバイスやモンキーでしっかり固定すること
これをしないと、パイプがクネっと曲がってしまいます。
そして、火口を取り付けるんですが、ここで大切なのが真ん中のナット部分
3つ並んでる真ん中このナットをしっかりと締めこんで本体頭の底に密着させます。
この時に一番下の大きなナットが本体に当たっていると、密着したかわかりにくいので
ゆるめておくのが一番イイと思います。
2番目のナットを底部にしっかりと密着させてから、1番下の大きなナットを、適度な力で締め付けます。
この3番目のナットを、力いっぱい締めこんでしまうと、アセチレン用の火口は、
芯がぶれることが多いので、気を付けて締め付けてください。
これでしっかりと取り付け完了です。
逆火して火口や本体が熱を持ってきたら、水などにつけて冷ましてから使用してもらう方が
切断器に負担も少なく、長くご使用いただけると思います。
便利で大切な道具 できるだけ長く使ってあげてください。
そして、壊れてしまったら買い替えではなく、修理してまた大切に使ってあげてください。
と言っても修理するにも、限界がありますので、その時は新品を購入してください。
弊社では新品の販売も、もちろんいたしております。
種類も色々ございますので、そちらのご相談も、私で良ければおうかがいいたしますので、
お気軽にご連絡ください。