『21世紀見聞録』


今年の春は意外に涼しくて幸いです。

出掛けやすい時期なので、久しぶりに東京浅草の「三社祭」で賑わう街なかを探訪しました。

『21世紀見聞録』-2012年の浅草三社祭.jpg

出掛けた方々はご存知だと思いますが、お正月や節分の日とは境内周辺のレイアウトというかが異なり、時間限定で本殿周辺の移動や見物が制限されるため、お神輿が見れたら良いほうです。

それだけ混雑する人気のお祭りという事でしょうか。

安全のためでもあるので、納得して見聞しました。

『21世紀見聞録』-オープン頃の東京スカイツリー浅草寺から.jpg

明るい時間帯に浅草寺の境内ほぼ中央から東方面の新しく建築された「東京スカイツリー」を眺めれば、今年ならではの風景がそこにはありました。

初代東京タワー約333メートルより2倍ほど高い約634メートルの第二東京タワーは、関東のかなり広範囲から見えるようで、新しい日本東京のランドマークとして数多くの人々が注目している新名所なんですね。

『21世紀見聞録』-浅草の紫陽花等の緑.jpg

陽光に輝く紫陽花の葉はみずみずしい輝きで、これから訪れる6月を期待したくなる健康的な育ち方でした。

街かどから聞こえてくる距離感のあるお祭りの環境音も、とても風情がありました。

いくつかの建物が新しく建築中で、未来への追憶とでも表現したくなる…不思議な、でも遥か昔から好きだった魅力的な未来像を、黄昏れ時に龍の姿をした雲が流れる空を眺めたりしながら思い描き、その先の街なかへと進んで行きました。
φ(^-^)о