『21世紀見聞録』


すっかり秋らしくなったな~と暦からも涼しい気候からも感じます。

毎年お月見の時期に天候が良いわけではないので、今年2010年のお月見は東京周辺では比較的良い風景が眺められ、良かったな~と思います。

『21世紀見聞録』-フルムーン20100922横.jpg

昔の人が表現したように、明るい月明かりで夜でも良く周りがわかります。

『21世紀見聞録』-フルムーン20100922縦.jpg

満月フルムーンというと多少人それぞれ思い出や印象が違うことがあって、いろいろあるな~と思いましたね。

でも昔の人とかと違い今は月が太陽の光を反射して輝いて見えるとかクレーターのカタチや月表面の鉱物組成等いろいろ解明されているし、狼男が満月を見て変身するとかなんだかんだ恐怖感があるとかいう印象よりも、太陽と月の神秘なるパワーみたいなモノを感じて、見た目の美しさを楽しむ方がやはり自然な感じに思えます。

お正月時期の初日の出をみんなで喜ぶのも、お月見の時期の満月をみんなで眺め喜ぶのも、新しいこれからの時期を期待し良い出来事を願ったり、仲間でお団子等を食べながら楽しく語らいをするひとつの機会としての意味合いがあるので、そういった幅広い意味で楽しい季節のイベントと思っています。

花火を見たり、釣りとかゴルフとか、駅弁巡りが好きとか、初日の出に出掛けたり、お月見をすると言っても、実はいろんなお楽しみ要素を盛り込んだ総合的な娯楽として人気なんだと考えているので、趣味や興味が違う人とかでも、そんなののどこが楽しいの?とかは安易に言いませんね。

テレビ等でも外国の風習や儀式みたいなモノをリポートしてくれる番組とかあるけど、ネイチャリング系のスペシャルモノとかでも、異国の文化を尊重し丁重に通訳さんと会話やコミュニケーションをとる様子が見受けられるけど、その気配りにはほとんどいつも素晴らしさを感じます。

地球上で昔から営まれてきた内容でその世界の人々にとって大切なしきたりやこだわりだから。

以前TDLであったビジョナリウムに登場する「ナイン・アイ」という9つのカメラアイを搭載した浮遊ロボットが、タイムマシン能力を使い時代を越えて各地を見聞したならば、様々な楽しいお月見もあるだろうな~。
(^_^)