『21世紀見聞録』

今回は東京の有明にある国際展示場とその周辺に出掛けた時思った事等。
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写真は国際展示場周辺の風景。以前より建物や木々が増えたようです。

ここ国際展示場周辺は展示内容やテーマによっては科学博物館と同じような雰囲気になり、考えさせられる事も多いのですが、国際宇宙ステーションの話題が良く目立つ近頃になって、計画を1994年頃に八景島の展示場等で日本の女性宇宙飛行士向井さんの研究リポートとあわせ500分の1縮小ミニチュアで見て知っていた私としては、その予定と同じようにほとんど完成となっているISSに科学の発展の素晴らしさを感じています。

スペースシャトルからの宇宙ステーションの撮影実像を見てわかるとおり、太陽光発電の為のソーラーバッテリーがかなりの面積でひろがっていて電気エネルギーを得ているのが想像つきます。

安定して見えますが地球上空400キロの軌道上をマッハ22(時速約26400キロ)以上の高速度で移動しているそうで驚きます。ここまで速いと地球の地磁気を利用して発電効果が得られるアイデアもあるらしいですが、いろいろ研究されているようですね。

そんななか地上では携帯電話や放送用電波の一部を電力エネルギーとして回生利用する応用が考えられているそうです。古くは鉱石ラジオ等で活用されている技術です。
最近ではICカードの一部でRFID,
〝Radio″
〝Frequency″
〝Identification″
「電波による個体識別」の意味,
という技術が活用されているようで確かに電池はカードに入ってないな~と思い、効率良いエネルギー活用だなーと思いました。

モーターショー等で話題のハイブリッドカーでは、エンジンの燃費が向上しながら蓄電池の出力性能も向上してきた今、コンピューター制御で調整しつつ減速時に回生ブレーキと呼ばれるシステムの発電効果でさらに燃費的走行距離向上をめざす活用が実現していますが、模型の無線操縦の電動RCカー等もFETアンプスピードコントローラー等でもこの回生ブレーキ的電気エネルギーの効率良い活用がされていて素晴らしいと思います。

東京ビッグサイトや幕張メッセ等の大型展示場に興味のあるテーマの時に出掛けてみると…きっとなにかしら発見や出逢いがあると思いますので、ここもおすすめの場所のひとつです。
  \(^ー^)/