お聴きいただきありがとうございました!!



仕事の忙しさに翻弄されているうちに、いつの間にか桜が咲き、いつの間にか散っていき…。


いい季節なのに勿体無い、、、


もっともっと余裕を持った人生を歩みたいものです。




コラム The Beatlesのコーナーでは、アルバム『Abbey Road』のお話をしました。


『Abbey Road』は1969年9月26日に発売されたビートルズの12枚目のアルバムです。


初期のコンサート中心の活動をしていた頃を思い出させるためにポールが企画した『ゲットバックセッション』は、当初の計画を途中修正し新しいアルバムのためのレコーディングという位置づけになりました。


ゲストにキーボード奏者のビリー・プレストンを迎え、ラストにはアップル本社ビルの屋上でのゲリラライブ『ルーフトップコンサート』を行います。


セッション中の楽曲やルーフトップコンサートの演奏もMTRに記録し編集作業に入りましたが、新しいアルバムは企画自体が中止となってしまいました。


その後ポールからプロデューサーのジョージ・マーティンのもとへ1本の電話が入ります。「もう一枚、別のレコードを出したい」と。


そこから始まったのが『Abbey Road』のレコーディングです。その時期に形にはできませんでしたが、ゲットバックセッションで得たものは大きかったようです。


進化したレコーディング技術の影響で個別に録音できるようになっていたためメンバー同士が顔を合わせる時間は減っているものの、とても意欲的な作品が出来上がりました。


特にB面は大部分がメドレーになっていて「B面だけで『Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band』に匹敵する」とも言われます。『Polythene Pam』から『She Came In Through The Bathroom Window』への繋がり方は個人的に大好きです。


ラストはジョン、ポール、ジョージがギターソロメドレーを披露する『The End』で締めくくっています(最後ちょっと1曲『Her Majesty』が付加されているけど)。


ジャケットアートもとても有名なものです。世界中で知らない人はいないくらいの、4人が横断歩道を歩く写真です。ビートルズのレコードと言えばこの写真ですね!


3往復したうちの5枚目が奇跡的に完璧なものだったので採用されています。4人の間隔や手足の振り具合がまさしく完璧。これはデータではなく、実物を手に入れたいアイテムとなっています。




ご紹介した楽曲は

L’Arc〜en〜Ciel『瞳の住人』

The Beatles『Oh! Darling』

加藤いづみさん『この空のした』

杏月『下弦の月』
でした。

次回は4月23日の夜9時にお会いしましょう!
バイバイ☆