お聴きいただきありがとうございました!!



仕事が忙しくてオールだったり翌日一日中寝ていたりしてるうちに、いつの間にか桜が咲いていた…!


ひえええええ…!!


これは地元エリアの、名古屋市営地下鉄・藤が丘駅の桜です。毎年必ずチェックしてるんですが、今年は仕事が忙しすぎて油断していました、、、、、





コラム The Beatlesのコーナーでは『ゲットバック・セッション』のお話をしました。


11枚目のアルバム『Yellow Submarine』のあと、ビートルズは『Abbey Raod』と『Let It Be』を発売しました。このバンドとしての最後の2枚のアルバムは発表までに変わった道筋をたどっています。そのキーワードの一つが『ゲットバック・セッション』。


ビートルズはホワイトアルバムあたりからサイケデリック方向から軌道修正をし、シンプルなバンドサウンドへの回帰を図っています。


・『Hey Jude』のMV製作時のライブ演奏にポールが満足していた

・レコーディング技術の発達で4人揃ってレコーディングする必要がなくなり、メンバー同士が疎遠になりかけていた


これらの理由からバンドを立て直すべく大掛かりな活動を始め、さらに記録動画を撮影しようとしました。そのため音楽スタジオではなく映画の撮影スタジオ『トゥイッケナム映画撮影所』で、1969年1月2日からセッションを始めます。


これがのちに『ゲットバック・セッション』と呼ばれるようになりました。


最初は順調で楽しく作業していましたが、慣れない環境・常に撮影されていること・いつもと違うスタッフに囲まれている等次第に不満がつのり、ジョージが離脱する事件が起きてしまいます。


みんなでジョージと話し合い、場所をロンドンにあるビートルズが設立した会社『アップル・コア』本社の地下スタジオに移します。当初の計画を変更していき、正式に新しいアルバムのためのレコーディングという位置づけになりました。


ホワイトアルバム製作時にジョージが親友のエリック・クラプトンを呼びメンバーの関係が円滑になったことから、今回もキーボード奏者のビリー・プレストンをレコーディングのゲストに迎えました。このためレコーディング作業は順調に進んでいきます。


そして1月30日、何の告知もなくアップル・コア本社ビルの屋上でライブコンサートを始めました。これが伝説的な『ルーフトップ・コンサート』です!


突然ビルの上から大音量の演奏が聞こえてきたため

下の通りは大騒動になり、警察介入であえなく中止となってしまいました。時間にして42分間のライブ。これは久しくコンサートをしていなかったビートルズの最後の公演となりました。


演奏は下の階にあるレコーディング機材により録音され、以降発売されるアルバムの音源にもなりました。




ご紹介した楽曲は…

The Beatles

『Here Comes The Sun』

『Get Back』

『I'm Only Sleeping』

杏月

『I'm Waiting for the Shooting Star』

でした。


次回は4月9日の夜9時に、その前に4月6日のお昼1時から、UN犬山祭スペシャルでお会いしましょう!


バイバイ☆