お聴きいただきありがとうございました!!



愛車・ラパンのメーターパネルには、ちょっとしたメッセージが表示されます。


先日3月3日にはひなまつりの表示がありました。何でもないことかもしれませんが、これがとても癒されるのです…!!




コラム The Beatlesのコーナーでは、『Magical Mystery Tour』のお話をしました。


1967年にアルバム『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』が発売された後に制作された2枚組のEP盤レコードです。


EP盤(45回転)はLP盤(33 1/3回転)より小さく、曲数も2〜3曲収録というミニマムな盤。


今で言うマキシシングルのような扱いだと思いますが、アメリカではイギリス本国での発売に先駆けて曲順を変更(+曲目追加)してLP盤が発売されました。


今ではこちらの方が主流となり、当時はアルバム扱いではなかったこの作品も『9枚目のアルバム』として数えられている場合もあります。


『Sgt.Pepper’s…』発売後に、デビューからプロデューサーを務めてきたブライアン・エプスタインが急死しました。そのためメンバー自身がブライアンの仕事を受け継いでいくことになりますが…。


ポールは自分たちに基づいた映画を作ろうと考えました。『Magical Mystery Tour』というタイトルで、いろいろな人たちがバスに乗り込んで冒険に出かけるというもの。


大まかなアイデアはあるもののシナリオを作らず、プロの映画監督を置かない方針で撮影したため大失敗! ラストは野次馬が多数集まって終了するという混沌とした映画になったそうです。


テレビで放映して苦情殺到という話もあります…。


そんな映画でしたが、サウンドトラックとしての『Magical Mystery Tour』はとても評価されました。


アメリカ・キャピトルレコード制作のLP盤はA面に映画での使用曲を6曲、B面に既発のシングル曲を5曲収録して発売されました。


勢いのあるオープニングのタイトル曲『Magical Mystery Tour』から始まり、ポールのキャッチーな楽曲『The Fool On The Hill』や『Hello, Goodbye』、ジョンのミステリアスな名曲『I Am The Walrus』や『Strawberry Fields Forever』、ジョージの神秘的な瞑想曲『Blue Jay Way』を次々と楽しめ、エンディングはジョンの『All You Need Is Love』で盛大に締めくくります。


聴きどころが多い作品となっているので、非常にオススメのアルバムです!




本日ご紹介した楽曲は

Antonio Vivaldy『冬 第2楽章 Largo』

The Beatles『The Fool On The Hill』

L’Arc~en~Ciel『winter fall』

杏月『舞い散る雪の向こう』でした。


次回は3月12日の夜9時にお会いしましょう!

バイバイ☆