購入の動機


12月に書店スタッフのPOPで発見した本。


「沖縄好きでアルバイト経験者の方、必見!!」



沖縄でブルーシールを売っていたから、そんなコピーに惹かれて購入。





ざっくりとした内容



女子大生のしっかり者である主人公、ヒロちゃん。

自分の分析が完璧で身の丈に合わないものを身につけることが苦手。

「正しさ」を分かっているからこそ、だらしないこが大嫌いだと公言している彼女が

卒業旅行の資金稼ぎのために、沖縄の民宿でアルバイトをしたひと夏の物語。


沖縄=独自文化が存在していて、てーげぇで大胆。

トラブル続出に、人間関係も大変。だけど、経験が自分の視野を広げ、

今まで思っていた「正しさ」の尺度を発見する心に沁みるストーリ。





感想



沖縄で働いたことがあるので、食べ物に驚愕しているところは、

電車で笑いをこらえることに必死でした。

ディープ沖縄の本当の姿に納得する場面が多くありました。


どんだけブタよ??と叫びたくなるぐらい、

ポーク、ポーク、ポークな食事に、あんだって?と聞きなおしてしまう名前。

だけど、おいしいごはん。沖縄ってふーしぎ。

そう思える部分もありました。


ひとつ残念に思うのは、沖縄が昔どうだったかを語る人が出てきたらいいのに。

と感じました。明るい部分だけが沖縄ではなく、サンゴが死んでしまう海も

戦争も、島唄も・・・ぜーんぶ合わせて沖縄だと語ってほしかったです。


ですが、何度も読み直してしまったので、相当なお気に入り本になったことは

間違いありません。



最後に、『人生はたまに、他人の手でかき混ぜられた方が面白い』

と書かれていました。


正しさの尺度に対する答えがここにあるのかなぁと感じています。