桜木紫乃 著
先月会った時に友人が持ってきてくれた本
考えさせられることもあり
とても読み応えがある小説でした
舞台は北海道
作者の中では「じまい」は「終い」ではなく
「仕舞う」イメージだそうで
服を畳んでしまうような…と
後の解説にありました
母の病気がわかって上京した私を
弟が駅まで迎えに来たことを思い出しました
突然難しい状況を迎えた両親に会う前に
車の中で弟から一通りのことを聞きました
気持ちも頭もほんの少しだけど整理して
実家に帰りました
時は流れ、自分が今、健やかであっても
健康はもとより先々の不安を感じないでは
いられない年齢になってきました
なるべく迷惑はかけたくないけれど
想いが息子たちにシフトしました
今日図書館に行ったので
読んでみたくなり借りてきました
月、火はコーラスとフルートで
私にはこの時間はほんとうに大切です
技術的なことも表現ということにしても
インプットとアウトプットに
希望が持てている間は大丈夫かな
母は好きなことをやっている
と、息子たちに思っていてほしい

