グラツィオーソ 山口なお美 著
女子高校生が主人公の青春小説だけれど
舞台は高校の吹奏楽部
主人公がフルート吹きなので借りてきた
音楽の描写はビビっときた(^^)
しかも、県大会から中国大会へ
さらに全国を目指すという設定…
バレーボールとサッカーで
同じ夢をみた息子たちと重なった
勉強と部活の両立のことも出てくる
母親の立場からみると
キラキラした青春を応援したい人あり
受験が心配になる人あり
私は前者だったかなあ
あの子たちを応援していたあの頃は
40代の私にとっても青春みたいだった
grazioso 音楽用語では
優雅に 優美に という意味だけれど
「長い間、応援ありがとうございました」
と、それぞれ感謝の言葉でしめくくった
彼等の高校ラストゲームは麗しい青春の宝物
