私は関東人なのでお餅は四角
夫はお餅は丸いものと…
なので我家のお正月は丸餅
島根のお餅が彼のお気に入り
残っていたお餅を見ていたら
突然母の主治医の先生を
思い出してしまいました
K先生でしたけれど…
先生、ごめんなさい(^人^)
私たちは密かに「お餅先生」
と呼んでいました
あだ名をつけたのは弟!
色白でぽっちゃりのお顔立ち
きっちりと診断や治療について
話をしてくださる先生でした
母の病気が深刻であることは
みんな理解していましたが
私たちはできるだけ明るく
乗り越えようとしていたんですよね
入院に際しては、新薬のことも
お餅先生から聞きましたし
穏やかな日が少しでもあればと
みんな希望は持っていました
願いはかなわなかったのですが
あの年の悲しい年末
「おおらかに新年を迎えよう」と
弟がメールをくれたことも
今、温かい気持ちで思い出すのです
確かに母はおおらかな人だった
何をしてもまだ母にかなわない
