子供の頃から父は記念切手が出ると
買ってきて見せてくれました
それが今も、ストックブックに何冊も残っていて
時折、その切手で手紙を書きます
その楽しみはやはり季節を選ぶところから
木々の緑、青い空
これが眩しい季節なのだけれど
どこにも行けないですものね
切手でもちょっぴり季節の色を感じるのです
昨日はこんな切手を選んで
友人に近況を書いてみました
日本橋・榛原の蛇腹便箋に
横書きもあるんですよね
レターセットの封筒が少し小さめだな
と思って測ったら定型最小サイズ
ギリギリで作られているようです
落葉樹が芽吹き、新緑が豊か繁っていくのを
なんだか今年はいつも以上に
とても愛おしく見つめています
三月生まれの私の名前は、母が出産後
窓の外を見て決めたのだと言っていました
今は亡き母が、何の木を見て
私の名前を決めたのだろう・・・
今更ですが、力強く生きないと
申し訳ないなと思います

