忙中閑アリ。 | Keep it simple, stupid.

Keep it simple, stupid.

ちょい斜め上を見ながら。

学祭レポ絶賛放置中なう。
書きます書きますいまさらわしが書いてもしょーがないけど記録として書くです。

ガンダムUCのミネバ・ラオ・ザビたんのお姫様っぷりに激萌え。
幼い頃から政治的に利用され尽くされて諦念に落ちていってもおかしくないのに、高貴でクレバーで向こう見ずのところもあって、バナージの青臭くて熱い想いに揺らいでるとこが(・∀・)イイ!!
ああー!ついついたけるさんに変換してしまって身悶え。いかんいかんいかーん!
でも、これから書こうとしてることも、変換萌え萌え話です。サーセンwww


$Keep it simple, stupid.

松岡和子さん訳のロミジュリ。
ロミオがティボルトを殺したって知ったときのジュリエットの激昂ぶりがすげえ!

シェイクスピア全集 (2) ロミオとジュリエット/W. シェイクスピア

¥693
Amazon.co.jp


-----
ああ、毒蛇の心が花の顔にひそんでいたの?
あんなにも美しい洞窟に竜が隠れていたの?
美しい暴君、天使のような悪魔、
鳩の羽を持つ鴉、狼の残忍さを宿した子羊!
-----
以下、詩篇のような罵詈雑言がつづくんだけど、いやこれ結構褒めてないか?と思うんだけど。
めっさ褒め言葉だよな!www

つか、石原さとみちゃんてお芝居上手だけど、とくにまぢキレ演技が秀逸だというイメージがあります。
デビュー作の「わたしのグランパ」、文太兄ぃファンで筒井康隆センセイファンだから劇場へ見にいったんだけど、教室でクラスメイトに「そうですよ、アタシの祖父ちゃんは893ですけど何か?」的にブチキレて椅子投げるシーンが結構迫力ありましたよ。凄味がありました。
ちなみに、文太兄ぃがやってた謙三さんと浅野忠信さんがやってたバーのマスターの関係がとてもすばらしいです。
浅野さん演じるマスターは、文太兄ぃ演じる謙三さんの亡き親友の息子なの。
ふたりとも過去を引きずっててかっこよくて。つい深読みしてしまいます。


話飛んでばっかでサーセン。今から本題です。
書店でロミジュリを探しにちくま文庫の棚へ行ったら、杉浦日向子さんの短篇集が全部揃っててひとりで大コーフン。ひなこさん大とぅきだから~♪
懐かしさのあまり「東のエデン」っていう短篇集を立ち読みです。
神山健治&羽海野チカの「東のエデン」もいいけど、これも(・∀・)イイ!!オススメ!

東のエデン (ちくま文庫)/杉浦 日向子

¥798
Amazon.co.jp

これに収録されてる「忙中閑あり」っていうシリーズがすげえ(・∀・)イイ!!
時代設定は明治3年。
下宿屋で共同生活をしてる書生さん4人と元洋妾(らしゃめん:外国人相手の娼婦)で押しかけ女中の娘っこの日常を描いた秀作です。
んで、書生さんのひとり、医学生の野中くんをたけるさんで変換読むするとモレナク悶絶!
髪型やたたずまいが肇ちゃんぽいからよけいに萌え萌え!

メガネっこです。
ひなこさんが描くところのクールビューティーなキャラ立てです。
メガネとると、めっさ美形です。
でも、ビビリで怖がりです。普段はおくびにも出しません。
だから基本ぶっきらぼうです。乗り気じゃないふりして同居人たちのために人肌ぬぎます。
ある日、ぼろぼろっのふらふらっで下宿に帰ってきたと思ったら腑分け(解剖)実習でした。
解剖のときは、必ず嘔吐して途中退出です。
「医者に向いてないのかあ」とか机につっぷしながら弱音を吐いたりします。

野中くんメインの回がキョーレツに萌え萌えです。
例のごとく、解剖実習でゲロゲロ吐いて最後まで立ち会えなかった野中くんは、級友に借りたノートを夜中の宿直室で写していました。
そこへ美人ナースマリヱさんがやってきて後ろから脅かしたら、ことのほか驚く野中くん。
はずみで外れたメガネのレンズを割ってしまいます。
「そんなので見えるの?」とマリヱさんに云われても、野中くん「見えますけど?」と強がります。
黒砂糖入りの激甘可否(コーヒー)を淹れてもらって、割れたメガネのままノートを写していたら、「ばっちゃの具合が悪い!」と臨月の奥さんが急患で飛び込んできます。
宿直の豪快でイカツイ見てくれした先生と往診に出る野中くん。
幸いばっちゃは無事で安堵したとたん、産気づく奥さん。
野中くんは、お産に立ち会うことになってしまいます。しかも逆子で難産まちがいなしです。
ビビリまくる野中くんをよそに、いかつい先生がいきなり歌を歌いはじめます。
かなり低俗で色っぽい都々逸みたいな歌を大声で。
ちょ、何なんすか何歌うんすか!とうろたえる野中くんへ
「にぎやかにしてれば死神も逃げてくだろ」とあくまでも先生は豪快です。
しょーことなしに、野中くんもいっしょに歌います、ヤケクソです。
とまれ、母子ともに元気。出産は無事に終わります。

「ウマレマシタ」じゃないや「産まれました」
自分が産んだかのようにハミカミながら赤子を抱く野中くん。
まるで聖母像のように。
案の定センセイに、
「おまえが産んだみたいじゃねえか」と云われます。

ひと仕事終えて先生が淹れてくれた可否はブラック。
一晩で人生の甘いのと辛いのを味わった野中くん。
「あ」
真っ黒で苦い可否の中に、メガネのレンズのかけらがポチャッと入ります。
素通りになったメガネのフレームから覗く目は、どこかふっきれた様子でした。どっちはらい。


ひなこさん。
あなたが鬼籍のひととなって早6年。
あなたの作品でたける萌えするなんて。いやはや。
今でも「忙中閑あり」のつづきがいつか読めるんじゃないかと思ってしまうのです。
はじめてあなたの作品「二つ枕」を読んでからこっち、ずっとあなたの物語が好きすぎて困ります。
でも、これから先もずっと好きでいられそうです。
ありがとうござりんす。


今日は更新ふたつもしちゃった。へてぺろ。
読んでくださってありがとうござりんす。