川西市の洋館巡り | 和歩 ~waho~

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地元の神戸や周辺を歩いて回るのが好きで、阪神間モダニズムや古い町並み、四国遍路等の歩き旅、日々徒然をゆるーり書き綴ってます。
旅も日々徒然も和み歩く。

阪神間モダニズムの生活文化圏は郊外都市化に伴い兵庫県北摂地域(川西市、三田市、猪名川町)
大阪府の北摂地域の一部まで広がりを見せたそうです。
そして今回めぐったのは川西市。
 
 
 
 
川西市郷土館
川西能勢口で阪急電車から能勢電鉄に乗り換えて山下駅へ。
落ち着いた住宅街を歩いて約10分。
川西市郷土館へ到着します。

郷土館にある旧平安邸は大正中期に建てられた純和風木造平屋建ての大屋敷。
敷地内に精錬所まで構えてあり、事業を成功させて資産を気付きあげた事を伺えます。
 
旧平安邸のお隣にある(本命の)旧平賀邸は猪名川沿いに建てられたのもをこちらに移築された大正期の洋館。
1918年竣工
国登録有形文化財
ひょうごの近代住宅100選

「イギリスの田園住宅をきわめて尊守した住宅」なのだそうです。
家主・平賀義美は化学染料の研究科で裏にはこじんまりした実験棟も造られています。
こちらはドラマや映画などのロケに使われていて、特に説明書きはなかったけど自分の記憶では
神戸を舞台にした朝ドラ「べっぴんさん」で使われてました。
友人家族宅兼メリヤス繊維の制作工場だったと思います。
ここと塩屋の旧グッゲンハイム邸はよく映ってましたね。
 
 
 
川西市内に2棟、洋館があると聞いてそちらに向かいました。
残念ながら、1棟は解体されてました(><)
Googleアースで確認したらまだあるのに・・・。
 
 

S家住宅
大正中期
ひょうごの近代住宅100選

工事中?
解体じゃなく、耐震補強である事を願います。
スパニッシュ風の和洋折衷の洋館です。