ただいま、東日本大会真っ只中!
1日目は総当たりリーグの初戦茨城BRUST(ブラスト)、2戦目が東京レゾネイターズでした。
そして、この大会はビッグマン不在、そして新メンバーを加えてのチャレンジとなりましたが、昨年の全国ろう者体育大会や、ミミリーグで共に戦い、U21世界大会で自分より大きいプレイヤーとマッチアップした経験を積んで帰ってきた選手が活躍しました!
彼らはまだ18歳と19歳。まだまだ上手くなる余地がありますが、我々にとって大きな戦力となったのは確かです。
そして、東日本大会はデフプレイヤーだけでなく、聴者も一緒にプレイできる大会(ただし、オンザコート1ルールにより、コートに出られるのは1人のみ)。
石川にデフバスケットボールを広めようという志を共にするメンバーも加入、デフバスケットボールを実際に肌で感じてもらいました。プレイは一緒にできるが最大のハードルはコミュニケーション。手話を覚え中のメンバーがろう者に対してどのようにコミュニケーションを図るか、またその逆にろう者からどのように意思を伝えるか、というのも我がチームのテーマの一つです。
作戦盤を使って、文字情報も伝える
石川県障害者バスケットボール連盟副会長、そしてデフバスケットボール日本代表監督の上田監督から2つはエンドラインからのスローイングの形を決めておこう、というアドバイスがありその確認をする中で少しずつコミュニーケーションが生まれました。
伝えなければならない、確認しなければならないという想いが、コミュニケーションの「必要感」となり、ハードルを乗り越える力となりました。
そしてエンドからのスローイングも、チームで動いて見事に決めることができました!
とてもシンプルですが破壊力抜群!
この形は元々、広島経済大学のデザインプレイで、それを広島デフバスケットボールチーム「レッドリーブス」が採用、そして2013年にブルガリアで開かれたソフィア・デフリンピックでも女子日本代表が使っていました。
金メダルのアメリカ、銀メダルのリトアニアに対してもこれだけは何度やっても、通用しました。
シュートを打つのは1人ですが、チーム全員が動いて決めるシュートはバスケットボールの醍醐味です!
そして、みんなの心も一つに!
本日、2日目は東日本の最大の強敵、埼玉AIT’s(アイティーズ)。全国大会でも優勝している東日本の覇者です。
内容、結果ともにしっかり周りに胸を張って言えるように頑張りたいと思います。
日本デフバスケットボール協会のHPはこちらです。