令和3年分の確定申告から、スマホやPCを使った申告書作成サービスが今までより使いやすくなります。
源泉徴収票やふるさと納税のデータを自動入力できるようになります。
今回はスマホを利用したサービスを紹介します。
(1)PCでe-taxする場合にICカードリーダライタが不要に
これまでは、マイナンバーカードの読み取りには「ICカードリーダライタ」が必要でしたが、PCに表示されるQRコードをスマホで読み取ればICカードリーダライタが不要になります。
また、この方法を使うと、PCの事前準備セットアップが不要になります。
(2)スマホのカメラで源泉徴収票を自動入力
スマホのカメラで給与の源泉徴収票を撮影すると、該当項目に自動入力されます。
(3)スマホ申告の対象範囲が拡大します
令和3年分の確定申告から、以下の3項目が新たにスマホ申告の対象になります。
・特定年間取引報告書
・上場株式等の譲渡損失(前年繰り越し分)
・外国税額控除
国税庁 マイナンバーカードやスマホを利用した申告がさらに便利になります