米国はゼレンスキーの代わりを探している/クルスク侵攻に関するロシア会議の実態

2024年8月14日

 

米国はゼレンスキーの代わりを探している=対外情報庁

ロシア対外情報庁は13日、米国のエリートらの中ではウクライナのゼレンスキー大統領への不満が拡大しており、代わりとなる人物を探しているとの分析を示した。

同庁は米国政府がウクライナのトップを、より管理しやすく腐敗の少ない、西側の同盟国の大多数にとって都合の良い人物に置き換える選択肢を模索していると指摘。西側諸国がロシアとの交渉に向けて、より適切な準備を進めるためだとしている。

同庁によれば、アルセン・アバコフ元内務相が有力候補にあがっているという。

 

クルスク侵攻に関するプーチン大統領の発言(抜粋)

「キエフ政権指導部はロシア人に対して犯罪を犯しているだけではなく、実質、ウクライナ人自身、つまりウクライナ国民の抹殺にも乗り出した。もはや自国民とは思っていないようだ。」

「キエフ政権が和平交渉再開に向けた私たちのイニシアティブを蹴った理由が、これではっきりした。敵は西側支配者の支援を受けて彼らの目的を遂行し、西側はウクライナ人を使って私たちと戦争をしている。恐らく敵は今後の交渉における立ち位置を強化しようとしているのだろう。しかし、民間人や民間インフラを無差別に攻撃する人たちと一体どんな交渉ができるというのか。」

 

クルスク侵攻に関する会議の実態

プーチン大統領は昨日、ゲラシモフ参謀総長やショイグ前国防相、クルスク州知事代行などが一堂に会する初の会議を招集しました。

ここで重要なのは、ロシア軍上層部が糊塗していた事の重大性が初めて公にされたことです。これまで「状況は安定している」、「敵を撃退した」などという楽観的な情報が出回り、結果、多くの兵士や避難を躊躇った民間人が犠牲になりました。

スミルノフ・クルスク州知事代行は無念を滲ませる声で、当該地域は困難な状況にあり、40キロに及ぶ前線幅で12キロの進軍を許し、ドローンやミサイルによる攻撃が激化していることを報告しました。また、28の集落が敵の支配下にあり、民間人2千人の行方が分かっていないというショッキングな事実を伝えました(注:本日ロシア時間18時現在、ロシア軍が徐々に押し返しています)

今もボランティアが命の危険を顧みず住民の避難を続けていますが、すでに数名の消息が途絶えています。パニックを恐れて事実の公表を控えていたとも言われますが、当初から事態を深刻に捉え、着の身着のまま逃げた人たちは取り敢えず命だけは助かりました。本当に残念です。

写真は、クルスク州知事代理の報告を神妙な面持ちで聞くショイグ前国防相(左)とゲラシモフ参謀総長(右)

 

この状況は、2022年のクピャンスク戦線に似ているとの指摘があります。

ロシア軍は、クピャンスク付近にウクライナ軍が集結していることを知りながら(多くの軍事特派員やブロガーが警告していた)、別の前線で勝利を収めていたため、和平交渉が近いと誤認し対応を誤りました。2022年9月に最大3万のウクライナ軍がハリコフ州に侵攻を掛けた時、ロシア側の防衛は手薄で、深刻な状況に陥りました。ところが、当局筋は楽観的な情報を流し、ハリコフ行政府にも本当のところを伝えなかった。

結果、ロシア人としての生活を始めた市民はウクライナの収容所に送られ、内、数百人が射殺されました。また、数千人のロシア兵や民間人がウクライナの懲罰特攻隊として反転攻勢に利用され、ロシアの同胞と戦わされ亡くなりました。逃げ延びた何千人もの子連れの女性や老人はロシア側に保護してもらうおうと必死だった…今、行方不明となっている2千人のクルスクの民間人のことを思うと胸が痛い。

(ロシア在住です)

 

エマニュエル駐日米大使が驚愕の投稿

ムルマンスクを攻撃(米軍機で)と書いています。

 

日本の報道

 

ロシア・ウクライナの和平交渉は終了

ポリャンスキー国連次席大使は、国連安保理の非公式協議で、ロシアが今年6月ウクライナに提案した和平案は、今回のクルスク侵攻に鑑み効力を失ったと述べた。曰く、「ロシアは6月、前線の悲惨な状況を考慮し、ウクライナに寛大な申し出を行ったが、一週間前にその回答を得た。すなわち、ゼレンスキー政権はクルスク州へ奇襲を掛け、事態を悪化させることを選んだ。これは、ウクライナが後々ひどく後悔する選択となるが、もう後戻りはできない。」

https://x.com/i/status/1823499505548849296

 

世界最強のレーザー設備、ロシアのUFL-2M「ツァーリ レーザー」

最も強力なレーザーシステムであるUFL-2Mは、サラトフ原子力センターで構築され「皇帝レーザー」というニックネームが付けられました。センター長のヴァレンティン・コスチュコフ氏は、今後4~5年でこのシステムは完全に機能し、成果を上げるだろうと述べた。

このレーザーは、慣性プラズマ閉じ込めによる制御された熱核融合実験や、極限状態における物質の特性の研究に使用されるとのこと。

 

マスク氏のトランプインタビュー:日本の報道

トランプ氏 マスク氏とXで対談 10月に銃撃事件の町を訪問へ | NHK | アメリカ大統領選

 

マスク氏のツイート

ネガティブな見出しが続くのは予想通りだった。彼らはまさにNPCだ🤣

これによって、さらに多くの人々が会話を自ら聞き、従来のメディアがいかに嘘をついているかに気づくようになるのです。

トランプ×イーロンのスペースからの(マスコミの)否定的な見出しのコレクション

 

FOXニュースの報道

トランプ氏とマスク氏のインタビュー:2024年の大統領選挙から米国の国境危機までの5つのポイント

①トランプ大統領が暗殺未遂現場のバトラーに10月に戻ると宣言
②暗殺未遂事件で生還したのは奇跡だったと発言
③アメリカの歴史で最大規模の不法移民強制退去を実施する。
④バイデンが過去最悪の大統領。大統領選候補をめぐり民主党内で反乱が起きた。アフガン敗走が始まりだった。
⑤連邦政府機関の教育省を解体する。

FOXニュースは触れていないが、マスク氏がボランティアで「政府効率化委員会」に入り、税金の無駄遣いを削減することが話し合われたことも、大きなポイントだった。

 

マクロン夫妻とジャック・アタリ

 

【動画】

河添恵子×古賀真【河添先生に聴くフランスの事情】

 

【動画】

河添恵子×古賀真【続!河添先生に聴くフランスの事情/ジャック・アタリ】