ヌーランドはキエフで何を打合せしたのか?その目的が見えてきた・・・

2024年2月23日

 

米国務次官のヌーランド(ネオコン)が、1月下旬頃にキエフを訪問したことを2月2日のブログでお伝えした。

その目的が何だったのか、今ようやく少しづつ見えてきた。

①ナワリヌイ氏の妻を使った扇動工作

②ウクライナ軍事作戦の変更

 

ビクトリア・ヌーランド国務次官がキエフを訪問

ヌーランドは「プーチン氏は戦場で素晴らしいサプライズをもらうだろう」と発言。

https://twitter.com/i/status/1752962478420676670

 

①ナワリヌイ氏関係(扇動工作)

バイデン大統領は面会後、記者団に対し「ナワリヌイ氏の死亡の責任はプーチンにある」と述べ、ロシアのプーチン大統領を改めて批判し、23日に新たな経済制裁を発表するとして責任を追及していく姿勢を強調しました。
この制裁についてヌーランド国務次官は22日、首都ワシントンで行われたシンクタンクのイベントで「強力かつ大量の制裁だ」としたうえで、ナワリヌイ氏の死に直接、関与した人物が対象に含まれると述べました。
 

(ロシア在住です:ツイート)

うわ、やっぱり出てきた。

ナワリヌイ妻がクーデターを呼び掛けている

「最愛の人」が亡くなって3日目にこれか・・・Netflix 並みの仕上がり、照明もプロだし、スタイリストもやつれモードに化粧を変えてきた。悲報後のミュンヘン安全保障会議では、華やかなメイクで笑みまで浮かべてウキウキ感が隠せなかったからね。

戦う戦うって、一体何と戦わなければいけないのか、さっぱり分からない。

ロシア政府がんばってると思うけどね。改善しなくてはいけない処はあるだろうけれど、大部分のまともな人たちは今国造りのスタート地点に立っていると認識しているし、誰もこんな過激な方法で政体(国体)を根底から引っ繰り返したいなんて思っていない。

ネオコンが仕掛けたウクライナのクーデター(2014年)はひどかった。あの恐ろしいクーデターがロシアでも仕組まれるのかと思うと、ゾッとする。若い世代を煽り、債務者をお金で雇って暴動に参加させた。キエフ出身の知り合いによると、何日にもわたり供与されていた食べ物や飲み物には薬物が入れてあったらしい。ありえない過激さだったと。

それにしても、毎度毎度同じ手法で飽きる。勝手に「独裁国家」と呼ばれるベラルーシにも、勝手に「民主化運動」しているチハノフスカヤという女性教師がいて、過激派の夫が逮捕されるや否や大統領に立候補みたいな雑なシナリオ。

そう言えばチハノフスカヤも、今回ミュンヘンに呼ばれて、ナワリヌイ妻と共感の連帯とかやってたわ。

民主化、民主化って一体何なんでしょうね? 私は「民主的な」カナダの現状なんか羨ましいと思わないし、ロシアがそうなったら逆に困る。民主化は所詮、左翼グローバリズム=新植民地主義+全体主義(日本のエセ保守はこちら)。先日、カナダのLGBT政策から逃れてロシアに移住した大家族のことを書いたけれど、カナダは今本当に大変なことになってる。

だから扇動とか勘弁してほしい。「私たちを守る」って、えっ何から? という話。

現地に住んでいる人間だけど、こんな過激な人たち恐怖でしかない。ナワリヌイ妻もチハノフスカヤも自国にいないくせに、自分は安全圏に居ながら国外からクーデターを呼びかけるなんて大迷惑。動画に字幕つけながら腹立ててる。

https://twitter.com/i/status/1760072711764898130

※ミュンヘン安全保障会議にて

 

ナワリヌイの母親の証言

・ナワリヌイの妻(ユリア)は2年間ナワリヌイに会っていない

・ユリアがナワリヌイにロシアに行くよう強制した

・ユリアはナワリヌイの全財産を自分の名義にした

・ユリアは公の場で他の男性と一緒にいる(不倫)

・恥知らずにもナワリヌイの死で利益を得ている

https://twitter.com/MyLordBebo/status/1760689047490724042

 

②ウクライナ支援の世論作り/資金とメディア工作

※ロシア支持の記事が拡散されていることを牽制。偽情報があると注意を促す記事。

 

③ウクライナ軍事作戦の変更

※軍事作戦を変更させるため、まず総司令官を交代させた。

 

ウクライナのミサイル攻撃で、将軍の視察のため現場に整列していたロシア兵士少なくとも65人が死亡

https://twitter.com/nypost/status/1760312920074833996

 

ニューヨーク・ポストの記事

「ウクライナのミサイル攻撃でロシア兵65人が死亡」

※これはヤバいかも。

ウクライナが、人体も周りの環境も綺麗な状態で残して、命だけ刈り取る新型ミサイルを使い始めたっぽい。これはロシア負けるかも?(ネットコメント)

 

(記事の自動翻訳)

身の毛もよだつような写真は、ウクライナのロケット弾攻撃の余波で、占領下のドネツクで少なくとも65人のロシア兵が全滅し、司令官の視察のために野原に並ぶよう命じられていたことを示している。

ソーシャルメディアで共有された画像には、軍服を着た数十人の男性の死体が森の泥だらけの空き地に散らばっている様子が写っています。

ロシアの軍事ブロガーやウクライナ当局者によると、火曜日の朝、ドネツク州南部の占領された村トルディフスクの近くに駐屯するロシア第39独立親衛自動車化ライフル旅団の訓練場で、2〜3発の米国製移動式ロケット弾(HIMARS)が発射された。

ウクライナ南部の義勇軍のスポークスパーソンであるセルヒー・ブラチュクは、自身のテレグラムチャンネルに2本の動画を投稿し、致命的な攻撃の「結果」を示していると述べた。

部隊は現地時間午前9時ごろに集合し、旅団を視察する予定だった東部軍管区第29軍司令官のオレグ・モイセーエフ少将の到着を待っていた。

「司令官たちは、我々を野原に並べた」と、殺戮を生き延びた兵士は、BBCのロシア放送局が入手したビデオで語った。

結局、モイセーエフは査察に間に合わなかったと、ロシアの従軍記者ロマン・サポンコフはテレグラムで報じた。

人気の軍事ブログ「Rybar」は、この攻撃を「悲劇的な出来事」と表現し、「上級将校の階級における常識と思考の柔軟性の欠如は驚くべきことではない」と指摘した。

ロシアのアンドレイ・ルデンコ記者はソーシャルメディアへの投稿で、軍関係者を不必要に並べることは「単に自分の重要性を示すためだけに、PC30 HIMARSで頭部を撃たれる可能性が非常に高い」と皮肉を込めて司令官に警告した。

「だから、自分と部下を大事にしなさい」と彼は懇願した。

HIMARS攻撃は、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相がウラジーミル・プーチン大統領と会談し、ロシア軍が戦略的に重要な町アウディーイウカを占領したと叫ぶ直前に行われた。

「アウディーイウカの全体的な状況に関しては、これは絶対的な成功だ」とプーチンはショイグ国防相に語った。「おめでとうございます。その上に築き上げていく必要があるのです」

ロシア国防省は、ドネツクでの部隊の虐殺についてコメントしていない。

ウクライナのミサイル攻撃で少なくとも65人のロシア兵が死亡 (nypost.com)