季節を生きる/春分~今年の最大の特徴は、21日からの3日間が素晴らしいスタートの日

2023年3月20日

 

春分の時期と由来
春分(しゅんぶん)は、啓蟄の後に続く仲春の季節です。
「日天の中を行て昼夜等分の時也」・・・『暦便覧』- 太玄斎
春分の時期:新暦3月21日~4月4日頃
春分とは、太陽が真東から昇り真西に沈む日のことで、昼と夜の長さがほぼ同じになります。春分の日を境に夜よりも昼の時間が長くなり、夏に向かって陽気も次第に強くなっていきます。

春分の行事・イベント
■花見


お花見とは、現代においては、一般的に桜の花を見ながらお弁当を食べたりして楽しむ行事のこと。平安時代頃にはすでに「花=桜」が定着し、「花見」といえば桜の花を観賞することを意味していたようです。

■卒業・入学


3月下旬から4月頭は卒業・入学シーズン。桜の咲くこの季節は多くの人にとって、人生の節目を感じさせる特別な時期だろうと思います。
※世界の多くの国や地域と同様に、日本も明治初期に西洋の教育制度を取り入れた当初は9月入学を採用していましたが、1886年に国の会計年度が4月~3月に変更されたことを受けて4月入学に変わったとのこと。

 

ハイ・ファイ・セット「最後の春休み」

 

■エイプリルフール


4月1日はエイプリルフール。この日は嘘(ジョーク)をついてもいいという世界的に有名な風習です。近年では、SNS等で企業公式アカウントによる嘘ニュースが話題になったことも・・・(2016年なので古いですね)。


春分の七十二候
春分をさらに約5日毎に初候、次候、末候の3つに季節を分けたのが七十二候です。


■第十候 雀始巣(すずめはじめてすくう)


春分の初候
新暦3月21日~3月25日頃
雀が巣を作り始める時期という意味

■第十一候 桜始開(さくらはじめてひらく)


春分の次候
新暦3月26日~3月30日頃
桜の花が開き始める時期という意味

■第十二候 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)


春分の末候
新暦3月31日~4月4日頃
雷が鳴り始める時期という意味

春分の草花
■浅黄水仙(アサギスイセン)


花言葉:「無邪気」「清香」
開花時期:3月~5月
別名:フリージア
黄色以外にも白、ピンク、オレンジなど様々な色の花が楽しめる浅黄水仙。原産地は南アフリカ。

■辛夷(コブシ)


花言葉:「友情」「歓迎」「信頼」
開花時期:3月~5月
早春に花を咲かせる辛夷(こぶし)。その名の由来は、つぼみの形が子供の握り拳に似ているからだとか。

■桜(サクラ)


花言葉:「精神美」「優美な女性」「純潔」
開花時期:3月~4月
桜といえば日本を代表する春の風物詩。開花時期がちょうど卒業・入学シーズンと重なることもあり、桜に対して特別な思い入れがある人も多いことでしょう。

■蒲公英(タンポポ)


花言葉:「愛の神託」「真心の愛」
開花時期:3月~4月
都会でも道のわき等でよく見かけるたんぽぽ。子供の頃、白いふわふわの綿毛を吹き飛ばして遊んだのはよい思い出。

■雪柳(ユキヤナギ)


花言葉:「愛嬌」「気まま」
開花時期:3月~5月
白くて小さい花をたくさん咲かせるその様子が雪のように美しい。江戸時代にはすでに観賞用として親しまれていました。

春分に食べたい!旬の食べ物
■ひじき


ひじきは食物繊維やカルシウム、鉄分など栄養豊富な海藻。ひじきに含まれる無機ヒ素は水に溶けやすいため、調理する際に茹でこぼしをすることで無機ヒ素の大半を除去できるとか。
ひじきの薬膳的効能
ひじきは血を補い血行を促進する作用があるため、貧血やしこり、むくみの解消に効果があります。不眠や精神不安にも有効。

■三つ葉


茶碗蒸しのトッピングのイメージが強い三つ葉。根三つ葉の旬は春から夏までですが、ハウス栽培の糸三つ葉は一年を通じて市場に出回っています。
三つ葉の薬膳的効能
独特の爽やかな香りが特徴の三つ葉は気を巡らせる作用があり、ストレスによる胸のつかえ感の改善に効果的です。肩こりや肌荒れ、胃もたれの緩和にも有効。

 

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お彼岸週間にすると良いこと

 

春分の日:いよいよ一年の本格スタート

 

西洋占星術では一年のスタート日となり、宇宙元旦です。

 

今年の最大の特徴~21日からの3日間が素晴らしい!

3月21日

・一年のはじまり(西洋占星術:宇宙元旦)

・一粒万倍日

・天赦日

今年は、この3つが重なるかなり珍しい日

 

一粒万倍日:一粒の種が万倍になり、多くの実を結ぶことの喩え。新規事業や種蒔き、金銭の貸し出しに良いとされる。

天赦日:天赦日は「天が地上にある万物の罪を赦(ゆる)す日」とされており、何をやってもうまくいくといわれている、日本の暦の中でも最高の吉日です。

 

3月22日

卯・卯・卯

新月(朔日)

卯の年、卯の月、卯の日が重なっている(卯×3) 

※開かれる日、スタートの日

 

3月23日

冥王星が水瓶座に入る。

冥王星は太陽系の一番外にあり、境界線を示す。生死を意味する星。その境界線が水瓶座のエネルギーを受けるということ。

境界線が無くなっていく。境界線の崩壊。(情報など)壁が無くなる。従来のルール・秩序が壊れていく。善と悪が逆転する。真実が暴かれていく。等々

→まさに今、世界で起こっていること。

 

冥王星は、今、宇宙の中で、地球周囲の星系の中で起りつつある進歩に関係している。冥王星の力は徐々に広がっていくもので、ゆっくりと成長していくものであります。従ってそれは、今後、霊的な心を帯びた外部からの影響力に向かって人類が進歩していく時に明らかにされていくことになる力の一つである。

今後100年、200年の内には、人間の進歩の上に一大影響力を及ぼすようになる。

 

※春分から夏至までが、大きなヤマ場になります。さぁ行動していきましょう!