フリーダム・コンボイ/カナダは緊急事態法を発動した

2022年2月15日

 

アンバサダーブリッジは、オンタリオ州抗議者の周りに重い警察の存在で再開した

 

フリーダム・コンボイ(2.14)
・オンタリオ州とミシガン州の抗議者、約30人が逮捕され、トラックは強制撤去されて、交通網は復旧した。


・オンタリオ州は、ワクチンパスを2月で撤廃することを発表した。(これは勝利なのか?)
・フリーダム・コンボイの目的は、非科学的で無駄な全ての規制撤廃を求めている。
・マスク着用義務付けは、継続することを発表。
・接種義務付け(医療従事者等)は撤廃されていない。フリーダム・コンボイの勝利とは、まだ言えない。
・一方、首都オタワでは、市長とフリーダム・コンボイとの間で極秘会談があったようで、抗議活動の継続に関する取引きがあった模様。(一部のエリアを除いて抗議活動を容認?)

アルバータ州警察の暴走
・アルバータ州とモンタナ州(米国)の間でも、抗議は続いている。
・私有地に駐車した3台の重機の配線などが破壊され、動かない。どうやら、警察が行ったらしい。


・報道官は、「違法行為を防ぐために実施した」と、警察の工作活動であることを認めた。
・地主の許可を得て重機を駐車していたものを、警察は地主の許可なく侵入し、破壊工作をした。抗議活動に参加しないように、事前に重機を破壊したというのだ。
・恐ろしいのは、こんな大事件を全くメインメディアが報じないこと、またアルバータ州の政治家が全く批判しないこと。
指示した人物は誰なのか?破壊工作の法的根拠は何か?

史上初の緊急事態法の適用へ

カナダ 緊急事態法 初の発動 ワクチン接種義務化の抗議デモで | NHKニュース


・昨夜、トルドーは閣僚を緊急招集し、今日(2/14)全州知事と緊急会談を実施した。
・緊急事態法を適用することを伝える。
・これは、警察の権力を増大させ、平常時では適当でない対応を許可することができる。
・この法律は、「戦時特措法」の代わりに1988年に成立したもので、初の適用となる。
・戦時特措法は、過去3回適用されてきた(第一次世界大戦、第二次世界大戦、オクトーバー・クライシス)
この戦時特措法を最後に適用したのは、ピエール・トルドー(トルドーの父)だった。

緊急事態法とは
・適用要件:重大な国家安全保障リスクがあり、州政府で対応不可能な場合に適用される。
・4つの緊急事態が想定されている。
①激甚災害(疫病を含む) ②国内暴動 ③国際的な緊急事態 ④戦争
・国内暴動という名目で適用されたのか?
・ちょうどアルバータ州で、大量の武器を隠し持っていた11人の小組織を逮捕したというニュースがあった。
本当に抗議者なのか?緊急事態法に繋げる為の工作活動なのでは?

【参考】オクトーバー・クライシス(10月危機)
・1963年-1970年に、ケベック州独立を求める過激派によるテロ事件が相次いだ。
・1970年10月に英外交官、ケベック州副知事が拉致される(副知事は後に死亡) ※過激派は、既逮捕者の釈放を求めていた。
・ケベック州が国防法に基づき、カナダ軍の派遣を要請した。
・ピエール・トルドー首相が「戦時特措法」適用を発表。
①カナダ軍が、ケベック州警察の指揮下に加わる
②テロメンバー、支持者と疑われる人物を一斉に拘束した
③平和的なケベック州独立派も、まとめて拘束された(政治利用された)
・ピエール・トルドーは警察を使い、ケベック州独立を支持する政党の事務所を襲撃、党員名簿を強奪した疑いがある。トルドー首相が、ケベック州独立派(政敵)を阻止するために、あらゆる手段を使ったと思われる。

カナダはこのまま崩壊へと向かうのか?
・緊急事態法を根拠に、カナダ軍が派遣されることはないと思われる(※国防法を根拠にするので)。
・現状は、州政府で対応不可能ではないし、暴動でもない→「緊急事態法」を適用する理由がない。→これに対して、国民からの反発が起こるかどうか?
・サスカチュワン州、アルバータ州、マニトバ州、ケベック州知事は反対を表明、オンタリオ州知事とNDP新民主党は支持表明。
・議会で、保守党が提出した規制緩和計画の決議案は、否決された(151対185)。与党自由党からは1人だけが賛成に回った。
・ここまで来ても、科学的では無い、自由を奪うだけの規制を望む国民がまだまだ多すぎる。残念ながら、目醒めてないのだ。


 

【動画】

カナダのフリーダム・コンボイ運動 世界各地に波及

 

以上