こんばんはプリンです。
前々回と前回のブログでは、「エアコン選定」について書きました。
今回は「エアコンの設置位置」について考えたことを書きたいと思います。
エアコンの設置台数
エアコンの設置位置を考える前に、まずはエアコンの設置台数を決める必要があります。
「高断熱高気密の家であれば、エアコン1台で空調できる」
これはよく目にする話だと思いますが、同じく、次の話もよく目にすると思います。
「エアコンが1台だけだと、故障したら大変だ」
ということで、私たちも予備のエアコンは必須と考え、平屋にエアコンを2台設置しようと考えました。
平屋でエアコン2台体制だと、予備という意味だけでなく、負荷の状況に応じて1台運転/2台運転を使い分けることもできるので、平屋でエアコン2台体制というのはなかなかよいのではないかと思っています。
エアコンの設置位置
で、今回の本題の「エアコンの設置位置」について考えることになるわけですが、エアコンの設置位置については、主に以下の5点が大切だと考えました。
①空調しやすい位置
②負荷の大きい場所をフォローできる位置
③直接エアコンの風が当たらない位置
④内観として室内機が見苦しくない位置
⑤外観として室外機が見苦しくない位置
①空調しやすい位置
まず、家中の温度むらが少なくなるように、空調された空気が行き渡りやすいエアコンの設置位置、というのがエアコンの設置位置としては最優先事項と考えました。
ある程度はテンプレートもあるとは思いますが、「間取り」「換気」など様々な要素と関連するので、個別のプランごとに検討が必要になるところだと思います。
②負荷の大きい場所をフォローできる位置
エアコンの設置位置について、私たちが特に意識したのはこの「負荷の大きい場所をフォローできる位置」になります。
一般的に、外気による不快さを感じやすいのは、以下のような熱負荷が大きい場所になると思います。
・換気の給気口
・大開口の窓
・玄関
いずれも、不快な暑い・冷たい空気が人体に届く前に空調できると快適さが向上します。
「換気の給気口」については、そもそも不快さを感じづらい場所に設置するということに加えて、近くにエアコンを設置するなど、給気した外気をエアコンで空調しやすくすることで、不快さをより感じづらくできるのではないかと思います。
また、「大開口の窓」や「玄関」は家全体の中では断熱のウィークポイントになりやすい場所です。そのため、特に大開口の窓などは、エアコンから吹き出した空気がすぐに届くと、窓からの熱気や冷気もより感じづらく快適になると思います。
以前にブログ記事「◆断熱について考える④/UA値のA」で書きましたが、私たちの家の断熱性能は、高性能グラスウール16Kの厚みに換算すると以下のような状況です。
●HGW16Kに換算した窓や玄関の厚み
「意匠」や「日射取得」を重視した南面の窓(APW330とAPW511)は、私たちの家の断熱のウィークポイントです。
そのため、私たちは、LDKのエアコンについては、空調しやすい位置に加えて、南面の窓際をケアできる位置ということを考えて、設置位置を決めました。
また、もう一台のエアコンについては、空調しやすい位置に加えて、玄関をケアできる位置ということを考えて、設置位置を決めました。
③直接エアコンの風が当たらない位置
これはもう、わざわざ書くこともないような話ですが、例えばソファなどの心地よい「居場所」にエアコンの風が直接当たると不快さを感じるため、そうならない位置にエアコンを設置する、ということは、うっかり忘れないようにしたいところだと思いました。
④内観として室内機が見苦しくない位置
⑤外観として室外機が見苦しくない位置
④⑤はセットで考える話になると思いますが、内観上は目障りでない位置にあるとよいですし、外観上はファサードやデッキなどのスペースに配管や室外機がこないようにするとスッキリするので、その辺りも「間取り」と合わせてあらかじめ考えておく必要があると考えました。
③〜⑤については注意点というほどのことでもない話ですが、エアコンの容量選定だけでなく、設置位置についても十分に吟味することで、「性能」的な意味だけでなく、「暮らしやすさ」「意匠」的な意味でも、満足感の高い家になるのではないかと考え、私たちはエアコンの設置位置を検討しました。
③〜⑤については、事前に検討したことで適切な位置とすることができました。①②については、検討した結果、どの程度効果があったのかを比較検証することはできませんが、空調がわりと良い感じになっていること、LDKの窓際で冬に冷気を感じないことから、良い位置にすることができたのかな、と思っています。
より良い空調のために、エアコンの「容量」「設置位置」を考えることはとても大切だったと感じています。
家のプランごとに最適なエアコンの設置位置は異なると思いますが、検討すべきポイントを踏まえることで、適切な設置位置を考えることができるのではないでしょうか。
本日は短いですが以上になります。



