歌舞伎町は区役所通りにあって正統派の和食処。
特に素晴らしいのは山葵の使い方でした。
種々料理に付いてくる、
ツンと鼻に抜ける山葵は静岡有東木産のおろしたて。
板わさ
まずは鈴廣の板わさから
茎山葵の入ったお醤油にくぐらせ
おろしたての山葵を乗せて
いただきます。
お刺身盛り合わせ
お刺身盛り合わせ
どれも鮮度良くて美味しかったでう。
とりわけ一週間寝かせた熟成カンパチなどは
脂と旨みが身全体にまわり、ねっとりムチムチ。
これはもう日本酒ですね。
3種類のお酒を少しずつを楽しめる飲み比べセットを注文。
まだ飲んだことのない”楽器政宗”を楽しんでみたいと告げると
「では真野鶴、麒麟山、楽器政宗で行きましょう」
「この順番の飲み方だと楽器政宗が楽しめると思いますよ」
…と見繕って飲み方のアドバイスをくださいます。
いただいた楽器政宗 霞は、
今まで出会わなかったことが残念なほど美味しかった!
香りが良くて辛口ではないのにキレの良い感じ。
基本辛口好みですが、この味は好きかも。
800円で三つのお酒を楽しめるなんて超楽しい。
刺身、日本酒、刺身、日本酒とちびちびやっていたら
気づけばネコか?ってくらい刺盛皿がピカピカに。
出汁の効いた辛子酢味噌でいただきます。
鱧鍋
生ならこんなに食べないだろう
ってくらいのお野菜も
鍋にしてしまえば、
もすもす食べられちゃうから不思議!
綺麗な手作業で骨抜きされたその身は
ふっくらしていて、
あっという間にペロリ完食。
残ったお鍋のつゆには
すごく良いお出しが取れていそうだったので
〆は雑炊で、、と言いたい!
…ところだけれど
あちこちで耳にする「究極のわさび丼」が
気になって気になって。
苦渋の選択の末注文してしましました。
土鍋ご飯は注文してから30分かけて炊きたてを。
ホッカホカに艶やかに立った白飯に
その場で枯れ節を削る鰹節、
鮫肌で目の前でおろしてもらう山葵、
もうこの黄金比ったらないですね。
サクサクと枯れ節から削り出される音とともに
なんとも日本人の魂をくすぐる鰹の香りが。
茎山葵や山葵味噌とともにいただけば、もう無限。
これでもかってくらい食べちゃいました。
ちょー美味しかったです。
満足できました。
新宿 和食 和彩美
ジャンル:本格割烹居酒屋
アクセス:地下鉄副都心線新宿三丁目駅 徒歩5分
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-2-13
新光ビルB1(地図)
ネット予約:新宿 和食 和彩美のコース一覧