EDFニュード・フォトン汚染対策本部 -3ページ目

EDFニュード・フォトン汚染対策本部

EDFの小説モドキが主で、ボーダーブレイクの戦果報告や単発SSをあげてます。PSO2も追加されました

「貴様…何故消滅しない?」
「……」
「どういうことだ…唱えた呪文は完璧、事前の結界も完璧、なのに何故だ?」
「結界も呪文も完璧、加えて大量の爆発物や実弾や光線。消滅しない方がおかしい」
「ならば何故だ!」

「俺が消滅しない世界線に入った。そして世界線は収束する」

「!? な、なんだ貴様ら!ここは密閉されている部屋だ!入ってこれる筈がない!」
「残念でした。僕は吉崎さんの指示で動いただけさ」
「世界線。何とも興味深い響きです。久々に頭が沸騰するような研究題材ですね」
「…受けた恩義は必ず返す。それが仙台家の家訓」
「やぁやぁ。なんか大変なことになってるみたいだね。あ、そこのクッソ汚い悪役は永久に凍結保存するよ」
「ありえん…いつの間に、貴様に仲間が…」
「チェックメイトだ。アポ。貴様の負けは確定的に明らかだ」
「…世界線…貴様はそう言ったな。ならばそれをいじれば」
「俺が探したのは【俺の知り合いを誰も犠牲にせずお前を抹殺する】世界線だ。お前が死ぬのは確定してるんだよ」
「嘘だ…劣化コピーなどに私が負ける筈…」

「劣化コピーだったらよ、気の遠くなるような時間を過ごすことも、全て考えた上で行動するのも、救えなかった結末を見て涙を流すこともない」

「…殺す。貴様だけは……貴様だけは!!」
「ふん」
「貴様…何故避けない?私のレイピアが貴様を貫いたぞ。…拍子抜けだが、私の勝ちだ。世界線とかいうのを何度も体験したらしいが、その程度」

「首は貰ったぞ」


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「…ヒュー。相変わらず無茶するね」
「全く、こんなのが元で俺が生み出されたのかよ。劣化どころか改良コピーだわ」

「…じゃ、自分はこれで」
「おう。バカ親2人によろしく言っとけ」
「…何故だろう。他人に言われると猛烈に腹が立つ」
「はいはい。いいから帰れって」
「強制送還ですか。そこらへんはホント変わりませんね」
「うるせぇぞ結城」

「じゃ、私は嫁のパンツを食べる仕事があるのでこれで」
「あんまり変なことしてると嫌われっぞ」
「百合っていいよねっ」
「…なんというか、邪神?淫神?」
「あいつはああいう神様だ。むしろ変わってたらビビるわ」

「それでは、我々も帰りましょう。みんなが待っています」
「…ユキと果穂のことをすっかり忘れてたぜ」
「果穂隊員には手を出してないだろうね」
「総司令には言われたくないわ。結婚報告はよ」
「うっ…」
「相変わらずですね。彼女、待ってますよ?」
「そうは言うけどね、やっぱり色々と問題が出て来るんだよ」
「そこを権力やら何やらを使ってどうにかするのが総司令で、木瀬怜香君の目下の仕事だろ」
「…身篭って後にも引けない状態にしようか、と相談されたとの報告を受けてるんですが」
「マジかよ。総司令最低だな」
「えっ!?」
「それだけ待っているということです。あんなに一途な方はいませんよ?」
「結城は黒歴史も含めると、あんなに一途な方になるんだがな」
「それは言ってはいけません。大体、あのデータは闇に消えたのです。よって今の私には関係ありません」
「開き直るなよ…」

「じゃ、僕はこれで」

「まぁ待ちたまえよ総司令君^^」
「ええ。神谷中佐から受けた報告をそっくり伝えるように頼まれてますからね^^」
「僕が悪かった。謝るから許してくれよ」
「んんwwww謝る先は宝雅隊員でございますぞwwwww」
「報告には、いわゆる生状態で既に数回でやったとありますよ^^野獣総司令凄いですね^^;;;;」
「マジかよ。未成年に手を出すとか最低だな」

「うわー!!」

「あ、待てコラ」
「待って!今日はダメなの!と叫ぶも、性欲魔人と化した彼は聞き入れてくれなかった…」
「ヤメロー!それ以上報告書を読み上げるんじゃない!!」
「あ」
「おいコラ。貴重な報告書が台無しじゃねーか」
「も、もうこれ以上、陰湿な手口に付き合ってられない…」
「そうは言ってもですね、ならば我々はどうすれば良いのです?」
「黙ってても進展せず、それとなく煽っても進まず、ヒントを出しても必ず間違った解答でヒントを無駄にする。ここまで来るとわざとだろ」
「……黙ってようと思ってたけど、明日。明日になったら、今の関係は崩れる」
「あ?」
「え?」
「明日なんだ。丁度1年前、決意を固めた。それ以上は言わない」
「…仕方ない。明後日になっても変化がなかったら、別の世界に飛ばすからな」
「リクさんがそう言うのなら仕方ないですね。私も、今日の残りと明日いっぱいは自重しましょう」
「ありがとう。…いや、ありがとうじゃないね、人の恋路を邪魔しないのは当然だもんね」
「うるせぇ氷の邪神を呼んで氷の彫刻にさせるぞ」
「永遠の吹雪の力ですね」
「やめて下さい死んでしまいます」



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「んで、2日後だ。面白くないことに、波乱は1回しかなかった。しかしまぁ、両名が仲睦まじくしているのを見て、邪魔するのも憚られた」
「もうちょっと面白いことになっても良かったんじゃありませんかね」
「ホントよ。ここまで周囲がどれだけあの2人に振り回されたか」
「あ、神谷中佐。お疲れ様だぜ。流石にもう大丈夫だろ」
「また何かある、ってことはないと思いたいわね。…こら、准将に火を吹きかけたらだけでしょ」
「ガー」
「誑かしたりしないから安心しろ。妻と愛人の2人で手一杯だ。俺のキャパシティに隙間がない」
「……」
「何?フィリスは盗るなよ?バカ言うな。他世界で時の神様と言われた俺でも、敵にしたくない輩はいるんだよ。それに、あいつは妹だ」
「…ウガー」
「うわっち!くそ、手の焼ける弟だ。中佐、もう2人でイチャイチャしててくれ…恐れずに敵意を向けて来る奴は相手にできん…」
「ごめんなさいね、准将さん。じゃ、行きましょ」
「…顔面火傷になるとこだったわ。あいつの火力、ソラスくらいならとっくに超えてるだろ」


「怜香さん!頬にクリーム付いてるよ」
「え?こっち?」
「違うよ。こっちに…ほら」
「ごめんごめん。あまりにも幸せだから、感覚がなくなっちゃってるのかな」
「もう!」


「…独身だったら、殴れる壁を探してるんだろうな」
「良かったですね、嫁さんと愛人さんがいて」
「あいつらの愛は重すぎる…」
「…あ、では私も失礼します。待ち合わせをしているものですから」
「そうか。んじゃ、またな」
「ええ。今度の実験、ちゃんと付き合って下さいよ?」
「お前こそ、不具合が出ないように努力しろ。毎回苦労するのは俺なんだぞ」
「善処します。ではでは、これにて失礼」


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織姫と彦星は、1年に1度しか会えないとされている。
伝承においては諸説あるが、天の川を通って会うのは最早常識だろう。

「思えば、会った時から惹かれていたのでしょう」
「やめてよ。何度も失敗してるんだからさ、その前口上」
「う…そうですね、やめましょう。こんなキザなのは、僕じゃないですね」
「そうだよ。見た目は良いのにボケばっかりで抜けてて、部下からも総司令として扱われないような人でしょ」
「手厳しいことで…」

そんな、1年に1度しか会えない仲なのに、人々の願いを叶えろというのは少々酷いのではなかろうか。
大体、そんな取り決めをした神様も神様だ。人の恋路を邪魔してそんなに楽しいのか。
メシウマwwwwとか言ってるなら、そいつは神を辞めて人になるべきだろう。

「でもさ、抜け目なく用意周到で、必要な時はみんなを引っ張って勝利を手にする。そういう人だよね」
「褒めても下のリバイアサンが頑張るだけですよ」
「…親父っぽい下ネタはやめて欲しいけどね」

しかし、1年に1回しか会えないからこそ、人々の願いを叶えたいと思ってくれているのかも知れない。
それなら、恋に関することは優先的に叶えて欲しいものだ。

「ははは…」
「全く。それで、今日はどうしたの?」
「…僕の短冊に、願い事を書いたんです」
「へー。どんな内容?」

…そう、主君たる神に仰せつかった。
そうであるならば、織姫と会う前に1つ叶えてしまおうと思う。
……。

「彼女にプロポーズする勇気と度胸を下さい」

……。なんてバカらしいんだ。そんなの自分で勝手に突き進めば良い。
その結果、望んでいない結果が得られようとも、それは恨みっこ無しだ。相手にも選ぶ権利がある。

「…ぷっ、ふふ、あははははは!」
「わ、笑わないで下さいよ!真剣なんですから!」

でもまぁ、これを願い事としたのなら、恐らく腹はくくっているだろう。
困った時は神頼みとは言うけども、こういう類の願い事は、当事者が一歩踏み出せていないだけだ。
神様から力を貰ったと自分を錯覚させ、動けるようにする。それだけのこと。

「何かと思ったよ。突然呼び出したから、別れ話かなってね…」
「僕からは拒絶しませんよ。こう言っては何ですが、身寄りのない貴方の傍にいたい」
「…ホント、ずるいよね。こういう時ばっかりさ」

やぁ織姫。元気…だったみたいだね。こっちも元気さ。昨日はちょっと調子が悪いって言って仕事サボって寝てたしね。
ああ、分かってるよ。でもさ、君と会いたかったから、熱出して寝込んでましたとか嫌だったからさ。
え?実は昨日、機織り機の調子が悪いって点検に出したから暇だった?君もサボってたようなものじゃないか!
……はは、やっぱりさ、1年に1回は辛いね。人間が羨ましいよ。いつでも一緒にいられて…
ん?願い事は叶えてあげたかって?勿論さ。ただ、本人の中では既に腹が決まってて、ただ後押しするだけだったけどね。
ほら、こっちに来なよ。河を下りながらホタルを見よう。

木瀬怜香、君の願いは叶ったよ。
…そして、君が姉と慕った、初恋の彼女の願いも。










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作者コメント

終わり!閉店!



メタ視点、というか状況説明。一応白く染めておきますね。
序盤はリクが色んな世界を回った結果、力を付けて仲間を得たあとの最終決戦です。台詞がないだけでもっと人がいたりいなかったり。
中盤はいつものダラダラ総司令君ですはい。七夕狙いとかこいつ絶対乙女だろ…
終盤?誰が書いたんだこのテキスト。知らんなぁ(棒)



前回の話を書いた時とかの話。
文章というか、物語を書けなくなってしまいました。理由はよく分かりません。
元々才能が無いのでスランプというわけでも無いでしょう。
ただ、あのまま放置というのも流石に……と思った次第です。
間が一切補完されていませんが、これが恐らく最後に描いた「ぼくのかんがえたいーでぃーえふ」です。
最終話の後に(仮)と付いてますが、恐らくこれが外れることはあっても最終話以外になることはないでしょう。

謝罪。
談話室の皆さん。キャラ貸しや設定貸しをしていただいたにも関わらず、ソードマスターヤマトみたいなことになって申し訳ありません。
書けないんです。これは気合を入れて書いたんでどうにかなりましたが、昔の感覚で書けません。情けない話です。
それに、といいますか、EDF熱もすっかり冷めてしまいました。やると面白いんですけどね。

恐らく、私が物語を書くとしても、もうEDF系は無いでしょう。
EDF4のを2話くらい書いて放置してますが、そっちも更新はしないでしょう。
これまでありがとうございました。キセノの次回作は無いので、他の方の作品にご期待下さい。m(_ _)m

閉店ガラガラ(クッソ寒い渾身のギャグ)