昨日、福岡に行って観せて頂きました。
熊本日日新聞にレビューを書かせて頂くことになっているので、まだあまり詳しくは書けませんが、感想を簡単に。
まあゾンビものになるんでしょうが、ここでのゾンビは全力疾走するわ離陸しようとしているヘリコプターに飛び乗ろうとするわで、かなりアグレッシブ。その辺が、「ゾンビはノロノロ歩くべし」という「ロメロ式ゾンビ原理主義者」の皆さんにとっては賛否分かれるところでしょう。でも実は、この映画の「ゾンビ」って、厳密にはゾンビじゃないんですけどね…。
それに、ロメロの『ゾンビ』に対するオマージュもしっかり入ってます。
いや、「ゾンビもの」と言うにはスプラッタ描写はかなり控えめ。
詳しくは書きませんけど、全体的な作りはマイケル・クライトン原作の『アンドロメダ…』っぽいところもあるし、その上『007』ぽいところも。『慰めの報酬』の監督を起用したのはそのためか?(あ、何か、『慰めの報酬』で観たようなシーンがあったな)。
え?ゾンビ+『アンドロメダ…』+『007』?想像つかないでしょ?でも、強いて例えればこんな感じ。
上映時間を2時間弱にきっちり収めてあるのもお見事。
良い意味で想像していたのと違った作品でした。私は好きです。
8月10日公開。
試写会の招待状。ハガキ(?)になっています。A4サイズ。結構デカい。