アメリカで、マニア向けのサントラを発売し続けているメーカーから、今月頭に発売されたCDです。
昨日、届いてました。
【左】『ビッグ・ケーヒル』
ジョン・ウェイン主演の西部劇。監督はアンドリュー・V・マクラグレン。後期ウェイン映画の定番監督。
作曲は『大脱走』『荒野の七人』『ゴーストバスターズ』のエルマー・バーンスタイン。こちらもウェイン西部劇の定番作曲家。
ウェインの遺作『ラスト・シューティスト』も担当。こちらも発売熱望。
同時期のウェイン西部劇で、これと同じワーナー作品だと、『チザム』(ドミニク・フロンティエル作曲)のサントラも出して欲しいもんです。
(次のもそうですが、最近のINTRADAは、ワーナー、パラマウント、ユニバーサルの作品を中心に発売されています)
【右】『突撃隊』+『アルカトラズからの脱出』
パラマウントでのドン・シーゲル監督作品のカップリング。
『突撃隊』は、スティーヴ・マックイーン主演の、渋めの戦争アクション。
『アルカトラズからの脱出』は、『ダーティハリー』などでシーゲルと名コンビぶりを発揮したクリント・イーストウッド主演の脱獄もの。
作曲は、『突撃隊』が『エデンの東』のレナード・ローゼンマン。テレビの『コンバット』もこの人ですが、『突撃隊』はまさに『コンバット』のプロトタイプのような雰囲気の作品。
『アルカトラズ』がサム・ペキンパー監督との名コンビで有名なジェリー・フィールディング。『ガントレット』などイーストウッド作品も数多く手がけています。
INTRADAは、このところイーストウッド作品を連続リリースしていますが、『マンハッタン無宿』などユニバーサル作品ばかり(今回が初のパラマウント作品)。
その流れでくると、やはりシーゲルとイーストウッドのコンビ作でも最高の異色作『白い肌の異常な夜』(ユニバーサル作品)(ラロ・シフリン作曲)も発売されそうな感じですね。