コンスタントに続いている藤沢周平作品の映画化。その最新作は、『山桜』以来の監督=篠原哲雄&主演=東山紀之の組み合わせ。


非常に丁寧に作ってあると思います。上映時間も105分ときっちりまとめてあります。

中盤、新蔵が田鶴を探し回るあたりが、ちょっと間延びした感じ。


東山の主人公・朔之助は、なかなか良いのでは?ジャニタレの中では、時代劇の主役を張るのには一番良い人材かも知れません。新蔵役の勝地涼も適役かも。ただ、菊地凛子は時代劇には似合わんかなあ、と。


朔之助の妻が尾野真千子さん。ぶっちゃけ、あまり見せ場がない役と言えますが、雰囲気が非常にいいです。実物にインタビューしたことがありますが、キレ可愛かったなあ。関西訛りがまた可愛らしゅうございました。


朔之助の両親が、藤竜也と松原智恵子。藤さんもいい味出してました。松原さんも元祖キレ可愛い系女優さん。つーか、この夫婦、旧日活系だな。