タイトルだけ聞いたら、東南アジアか中東の映画かkと思ってしまいましたが、バリバリの日本映画。しかも、福島県の三春町と国見町で撮影されます。
福島の田舎町のお寺。いろいろあって、ちょっと心を病んでいる若いお坊さん。実は、昔バンドを組んでいたロッカー上がり。
どうしてもまたライブをやりたくなり、いろいろあって、気がついたらお寺でライブをやることに。
映画のタッチは結構シリアスです。でも、重苦しくはないです。
つーか、しっかり求道映画sになっているところがすごい。
主人公の奥さん役がともさかりえ。「おばさん」呼ばわりされる役とは…。でも、相変わらず細長い。
おばさん呼ばわりされたりえさんに「クソババア」呼ばわりされるのが草村礼子。いつもは都会的で優しいおばあさん役が多いので珍しいですが、田舎町のイヤ~な婆さんの役をやらせても巧い。さすがです。
余命少ない犬の描写には、犬好きとしてはツラいものがありますが、主人公がその犬に亡き父親を重ねているという設定も、個人的にはまたツラい。
ところで、音楽やってる坊さんと言えば、我が心の師匠・植木等大先生を思い出します。ギター兼ヴォーカルというところも同じ。ロックとジャズでジャンルは違いますが。
最後になりましたが…
がんばれ福島!
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