今週の月曜日の夜に、業務試写で観せて頂きました。


コミックの実写映画化ということでしたが、原作は未読。


山大好きな山岳救助ボランティアの三歩さんに小栗旬。“山男”のイメージからすると、彼では何だかいろんな意味で“細い”感じがしました。しかし、決めゼリフ(?)の「よく頑張った!」の言い回しは、彼が言うとこれはこれでいい感じになっているのではないかと思いました。


ちなみに、小栗君は高所恐怖症とのことで、それでもこの役を引き受けたのは「偉い!」と見るか「山、ナメとんか?」と見るか迷うところですが、もしかして「よく頑張った!」って、自分自身に言ってるのか?と深読みしてしまったりします。


ヒロインの新人山岳救助隊員・久美には長澤まさみ(以下「またみたん」爆)。「奇跡」に続いて、またまた大画面でまたみたんを拝める幸せ(はいはい)。


彼女はどうも出演映画にずっと恵まれていませんが、今回はかなり頑張ってます。

ところで、一緒に試写を観た知り合いの皆さんと意見が一致したのですが、最近のまたみたんは若い頃の香川京子さんに随分似てきたような気がします。やっぱり「東宝顔」なんですかね。


救助隊長の佐々木蔵之介やヘリのパイロットの渡部篤郎は安心して観てられます。ちなみにこの二人、私をはじめとして(はいはい)大沢たかお、江口洋介、鈴木京香、ダニエル・クレイグ、フランソワ・オゾンなど優秀な人材が揃っている1968年生まれ(何が言いたい?)。


映像に圧倒的な迫力があった『剱岳 点の記』と比べると、どうしても分が悪いというのが正直な印象ですが、命の大切さを(さほど)説教臭くなく訴えているあたり、結構ヒットするのではないかと思いました。