まあ、例のテレビドラマの劇場版の話です。一昨日、業務試写で観せて頂いたんですが…。あえて、ほとんど伏字で書かせて頂きます。つーか、あんまり詳しくは書きませんが…。


上映時間98分と、予想を大幅に下回る短さ。でも、一つ一つのシークエンスが何だかミョーに長い。無理に尺を延ばして前後編にしたっぽい。


それよりもまず、キャラなどの基本設定についての説明がまったくないので、テレビ版を見ていなかった人(私含む)には、まったくワケ分かりません(恥)。


へえ、山本圭が総理大臣なんだ。昔は、叔父さん(山本薩夫監督)の影がチラホラするような左寄りの役がやたら多かったんだけどなあ。もしかして、このドラマの中の日本って共●政権?


それより強烈だったのが、官房長官が蛍雪次朗だったこと。金子修介の『ガメラ』シリーズで、必ず怪獣とファースト・コンタクトを取るハメになってしまい、毎回絶叫していた大迫刑事の印象がいまだに強過ぎて、「どんな政府なんだよ!」とツッコミ入れたくなります。


まあ、わたし的には、男をシバキまくる真木よう子様を拝めただけでOKでしたが(苦笑)。冒頭の追跡シーンで、駅の自動改札の通せんぼ部分(?)をヒラリと飛び越すとこなんぞ、さすが元陸上部!と感心してしまう身のこなし。後半、ちょっと痛々しいお姿になってしまいますが…。