私を筆頭に(はいはい)豪華メンバーが揃った「栄光の68年組」の一員にして出身地も出身高校も我が家に近い行定勲監督の新作。


前作の公開とあまり間隔が開いてないなんて、だんだん三池崇史化してないか?


吉田修一の原作は未読なのでよく分からないが、原作のテイストがどこまで活かされているんでしょうか?暴行事件の真犯人が、前半で割りとあっさり見当がついてしまったりするのが原作通りならば問題はありませんが・・・。


熊本出身の竹財輝之助君が出てたりと、なぜか熊本テイストが強いです。知人の方が「方言指導」でクレジットされていたのでビックリ。


しかし、林遣都は着実にいい役者になってます。私のインタビューの初仕事だった『バッテリー』の時は、ホントに口数少なくて「シャイな野球少年」という印象だったんですが・・・。まあ、彼の最初の仕事が、その『バッテリー』の滝田洋二郎監督だったのが良かったのかも知れません。