駆け込み鑑賞シリーズその1。


SF作家の梶尾真治先生が「本格的SF映画みたい」てなことを仰っていたと記憶していますが、実際に観てみてそれを実感。


発明好きの青年が、好きな食べ物を水から生成するという機械を発明したが、暴走を始めて…という基本設定からして、科学の暴走に警鐘を鳴らす本格的SFものの定番(個人的には『ゴジラの息子』を連想)。これがクライマックスに進むにつれて、『宇宙戦争』やらのパロディ続出。特に目立ったのが『インデペンデンス・デイ』。画の造りがまんま。結構笑えました。


いや、マニアじゃなくても、コメディ・タッチのファンタジーとして充分楽しめると思えます。